多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

ピンクのカレーが想像以上にピンクだった件

食べ物は見た目で「だいたいこんな味だろう」と想像するものです。ところが見た目と味とのギャップがすごいものが登場しました。

11月4日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』の「沢朋宏のめっちゃうまお取り寄せ」のコーナーで紹介された「華貴婦人のピンクカレー」です。

カレーなのにピンク、この衝撃に多田もアシスタントの桐生順子も驚きを隠せません。

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鳥取県はカレー県

このカレーは鳥取県で作られたものです。
実は鳥取はカレー県。カレーが3度のご飯とか、1週間に7度食べるとか、実際に統計をとってもカレー消費量がものすごく多いそうです。

具体的には、鳥取県の大榎町にある、『大榎庵』(おおえのきあん)という古民家カフェがこのカレーを作りました。

多田は「古民家、なのにピンクのカレーですか」ととまどいを隠せません。

沢「なぜかというと、大榎庵の中には、華麗でゴージャスなドレスが飾られていたり、ピンク色のお皿が飾られていたり、非常にメルヘンチック」

多田「メルヘンなら、ピンクのカレーもOKということですか?」

ますますピンクのカレーに困惑を深める多田に、沢がこのカレーを作ったブリリアントアソシエイツ株式会社代表取締役、 福嶋登美子さんにお話を伺いました。
 

なぜピンクか?

福嶋さんは「あざやかなピンク色ですけど、とてもスパイシーで本格的なカレーです。華麗なるカレーと呼んでおります」とカレーを紹介します。

では、なぜピンク色になったのでしょう。
鳥取県はカレー大国であるとともに、実はマンガ王国でもあります。「ゲゲゲの鬼太郎」、「名探偵コナン」は鳥取にゆかりがある作品です。

しかし、福嶋さんは「女の子のキャラクターがいない」と思い、「とっとり山の手物語 華貴婦人」という4姉妹のキャラクターを作りあげました。そして、「この4姉妹が食べるカレーはピンクだ」、というところに落ち着いたそうです。

多田は「まず貴婦人のキャラクターを作って、このキャラクターが食べるカレーはピンクにしよう、ということですね」と納得します。
 

“脳乱する”味とは!?

問題は、どうやってピンクの色を出したかです。

答えは「ビーツ」という赤いカブ。

ところが、ビーツは鳥取ではまったく栽培されていなかったそうです。
最初は福嶋さん自ら作り始め、ビーツがいる、ビーツを育ててくださいというところまでいきました。

では、味わいはどうでしょうか。

福嶋さん「頭が“脳乱する”というか。ピンクはどうしても甘いというイメージなので、甘いだろうと思って食べるのに、スパイシーなのでちょっと混乱します。
でも、期待を裏切って本格的なカレーなので、そのギャップが楽しいです」

多田「“脳乱”…」

沢は「悩んで混乱するという意味があります」と説明し、多田は「は~」と引き込まれます。
 

見た目と味のギャップ!

いよいよ、実物を見て、食べてみましょう。
3人の前には、力作のピンク色の華麗なるカレーが。

見た第一印象は…、
多田は「ピンクが“ド”ピンク」、
桐生は「想像以上」。

沢「イメージとしては、ルーはピンク色のチョコレートが溶けたものという感じです」
なかなかインパクトのあるビジュアルです。

食べた第一印象は…、
多田は「頭が”脳乱”!」、
桐生は「ギャップ萌えですね。想像以上の味、けっこう辛いです」。

多田「目をつぶって食べれば非常においしいカレー。辛さがちょっときつい、カレー中のカレーという味。
でも、瞼開くと、まぁピンク。社長が言う以上に“脳乱”」

桐生は「白(ご飯)とピンクのコントラストもすごい」と感激します。

最後、多田は「すごくおいしい。よくこんなもの作りましたねというくらい」と味を手放しで褒めました。

おいしいものを作るというだけでなく、せっかくだからと鳥取マンガ王国から発想させたところに郷土愛と並々ならぬ熱意が感じられます。

ちなみに、「ピンク華麗(カレー)」は、レトルト200g、1食分が980円(税抜き、送料別)。問い合わせは鳥取県の「大榎庵」です。
(みず)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2020年11月04日08時30分~抜粋

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