多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

本物の波が迫り圧巻!和歌山・白浜「三段壁洞窟」

毎週、1つの都道府県を特集している「多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N」。

10月19日の放送では和歌山県にフォーカスを当て、温泉などで有名な白浜にある「三段壁(さんだんべき)の洞窟」を紹介しました。

三段壁は高さ60mほどの断崖絶壁で、太平洋が広がる絶景を上から眺めることができるのですが、実は崖の下にある洞窟も他では見られない絶景ポイントなのだそうです。

いったいどんな点で、他では見られない景色となっているのでしょうか。

三段壁の魅力について、巽義博さんにパーソナリティの多田しげおが電話でお話を伺いました。

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洞窟の中で波が押し寄せる!

三段壁洞窟は地底36mの場所にあり、崖の上からはかなりの距離がありますが、展望台のすぐそこに建物があり、そこに設置されたエレベーターで24秒ほどとすぐに到着。

洞窟は1周200mほどで、だいたい15~30分ほどで見学できるそうです。

高さは海面と同じぐらいなので、洞窟の出口だけではなく、中でも目の前にすぐ海が現れ、波しぶきがすぐにやってくるという状態。

満潮の状態だと、かなり迫力があるそうです。

多田「波がダッバーン!と来るわけですね。…危なくはないんですか?」

巽さん「安全が第一なので、そこは一番営業に関して大切にしております」

当然、洞窟の中で波にさらわれる心配はありません。

和歌山は台風に遭遇することが多いのですが、台風が来た時の波しぶきはかなりの迫力だそうです。(もちろん、その時営業は行われておりません。)

多田「自分の背の高さぐらいの波がドワーッと押し寄せてくる感じですか?」

巽さん「それ以上ですね。台風になると7、8mの高さの波が洞窟の方に押し寄せますんで」

安全が確保されるギリギリの状況まで営業を続けるそうですが、その後で片づけをする時に、やや危険な波がやってくることもあるのだそう。

巽さんは当然、波の危険さを知っているだけに、どの状態まで来ると危険なのかを考えた上で、通常は営業をされているとのことです。
 

波の楽しみ方

波が高いと迫力があって面白い…ということは、台風にならないまでもやや荒れた状態の天候だと、迫力があって一番人気がありそうです。もちろんそんな都合のいい天気はなかなかないですが…。

巽さん「お客様によって違って十人十色で、波の迫力を楽しむお客様もおれば、波の音を楽しむ方もおられますので」

波の音といっても、おだやかな潮騒ではありません。

洞窟のために中で反響する分、外の岩に打ちつける波よりもかなり大きく聞こえるようですが、いったいどんな音なのでしょうか。

巽さん「ゴーっていうような音がしますね。洞窟の奥の奥まで波が入ってくるので。遊園地のジェットコースターよりも面白いかもしれない(笑)」

多田「相手は自然ですからね」

自然にできたものは人間の想像を超えるもので、かなりの迫力を生みそうです。

毎日、お客さんが安全に波の迫力を楽しめるように営業を続ける、巽さんからお話を伺いました。
(岡本)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2020年10月19日07時41分~抜粋

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