多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

里芋が段違いの美味しさに!里芋の鶏あんかけ

毎週火曜日の『多田しげおの気分爽快!!朝からP・O・N』「暮らしに鉄分」では、料理研究家の関富子先生が淡口醤油を使ったレシピを、毎週1品ずつご紹介します。
教えを受けるのは、アシスタントの桐生順子。

10月13日のレシピは含め煮でしっかり味が染みた「里芋の鶏あんかけ」です。
時間がかかると言いつつも、ほったらかしで美味しくなります。
ぜひお試しいただきたい一品です。

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里芋の下処理から始めます。

里芋6~8個は皮をむき、半分に切ってボウルに入れて、塩小さじ1で塩もみします。
塩を揉みこむとぬめりが出ます。



ぬめりを取るために、塩をつけたまま沸騰したお湯に入れ、3分ほど下茹でします。



ざるにあげ、水洗いしてぬめりを落とし、水気を取ります。


 

里芋に下味をつけていきます!

【A】(だし汁3カップ、淡口醤油大さじ2、酒大さじ1、砂糖大さじ3)を鍋に入れ、火にかけます。煮立ったら、その中に里芋を入れます。
クツクツと10分煮て、里芋に竹串で刺したら、スッと入るくらいの柔らかさにします。



そして、淡口醤油大さじ1/2をいれ、火を止めて味を煮含めます(「含め煮」という工程です)。
今回は2時間くらい冷ましています。


 

鶏あんを里芋にかけて完成です!

【B】(だし汁1/2カップ、淡口醤油大さじ2、砂糖大さじ2、みりん大さじ1)を鍋に入れ、火にかけ煮立たった後、火を弱めます。
そこに鶏胸肉のひき肉100gを入れてほぐします。
ほぐれたところで、火を強めてアクを取ります。
アクを取り終えたら、水溶き片栗粉(片栗粉の大さじ1/2を水大さじ1で溶いたもの)を
入れてとろみをつけます。



里芋は汁をきり、器に盛って鶏あんをかけます。
さらにゆでたインゲンを斜めに切ったものや柚子、または練り辛子などお好みのものを添えて出来上がりです。


 

味の染みた里芋でほっぺが落ちる!?

桐生「里芋柔らかい!甘めのだしが良くしみてますね!」
関先生「私も大好きなんです」
桐生「2時間含め煮るとこんなに味が染みるんですね」
関先生「そうなんです!」

*含め煮というのは、煮汁が冷めるときに具材に味がしみこむことです。

*含め煮で余った汁は薄めて、淡口醤油やみりんを加え、おでんの汁にするのもおすすめです。

*里芋は下茹ですると、味が染みやすく、含め煮の効果をより実感できます。

*含め煮は2時間ほどしましたが、ほったらかしでいいので、その間にいろいろと家事などもできます。なのであまり、手間はかかりません。


含め煮で余った汁で大根を煮てみました!
 


(ベルセルク太郎)
 

材料(4人分)

里芋 6~8個(400~500g)

塩 小さじ1

【A】(煮汁)
・だし汁 3カップ
・淡口醤油 大さじ2
・酒  大さじ1
・砂糖 大さじ3

・淡口醤油 大さじ1/2

鶏胸肉のひき肉 100g

【B】
・だし汁  1/2カップ
・淡口醤油 大さじ2
・砂糖   大さじ2
・みりん  大さじ1

水溶き片栗粉
・片栗粉 大さじ1/2
・水   大さじ1

トッピング(お好みのものをお使いください。番組ではインゲンを使いました。)
・インゲン 適量
・ゆず   適量
・練り辛子 適量
 
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2020年10月13日08時30分~抜粋

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