多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

湿度が低いと体感温度も低く感じるのはなぜ?

『多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N』、気象予報士でもある沢朋宏アナウンサーがリスナーの質問に答える「沢君教えて!」のコーナー。

10月2日の放送には、リスナーAさんから「気温が同じでも、湿度が低い時は暑く感じませんね。なぜですか?」という質問がよせられました。

「湿度は低いと、なんとなく涼しく感じる」ということに、科学的な根拠はあるのでしょうか。はたまた、単なる気分の問題だけなのでしょうか。

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体感温度は「すごい概念」

「事実、体感温度は気温だけはなく、湿度も大いに関係している」と沢アナ。

とはいえ、沢アナによると「体感温度は非常に難しいもので、よくよく考えるとすごい概念」だといいます。

「気温」というのは、すべての人に共通する指標であり客観的な事実。
しかし「体感温度」は、人それぞれであるからです。

ここで「ようあるね」と、夫婦にありがちな例をあげる多田しげお。

多田「『ウチの嫁さん暑がりで』」
沢「『エアコンすぐピー!するんだわ』ってやつ」
多田「『体感温度が全然違うわ』」

「これは湿度とは関係ないか、人の問題ですね」と笑う多田でしたが、沢アナによると実は「それも若干関係する」んだとか。

沢アナが「湿度が高い状況を、なぜ人は暑いと感じるのか」という核心について語ります。
 

体感温度の差は「汗の蒸発のしやすさ」

この答えはひとえに、「人間がかいた汗が蒸発しにくいから」。

実は我々人間は、夏場にダラダラかく汗だけではなく、どの季節においても細かな汗を身体の表面にたくさんかきつづけています。

「目に見えないから実感できないだけで、実は毎日、まさにこの瞬間でも身体の表面からちょっとずつ」と沢アナ。

実際、放送中に脇汗をよくかくという多田。
「つまり、全身にちょっと汗をかいているということなんでしょう」と実感している様子。

「そのほんのちょっとの汗が、ほんのちょっとでも蒸発することで、気化熱が奪われるので、体温が下がって心地よく感じる」と沢アナ。

つまりこれは、汗が蒸発しやすいかしにくいかということによって体感温度に変化が生じるということ。

湿度が高いと微量の汗が蒸発しにくく、体温が気化熱によって下がるという効果が生まれにくくなります。

だから人は湿度が高いと暑いと感じ、湿度が低いと気持ちいいと感じるというわけです。
 

「ザ・秋」という感じの一日

実はAさんの質問には続きがありました。

「科学的な根拠はあるんでしょうかね?気分的なもんでしょ?」(Aさん)

いぶかしむAさんでしたが、沢アナが解説した通り、湿度が低いと体感温度も低く感じるということに科学的な根拠はあったのです。

「さらにいうと、科学的な根拠を人は“気分”として感じ取っているっていうことかもしれませんね」と、なにやら哲学的なことを述べる沢アナ。

「『計算式はようわからんけど、そういうことじゃ!』っていうところに繋がることかもしれませんと語りました。

この日の予想最高気温は27度。「でも、木陰を歩くと風が本当に気持ちいい」と沢アナ。

「つまり湿度が低いので、身体にほんのちょっとかく汗は、どんどん蒸発していきますよ。気化熱奪われやすいですよ。体感温度は低く感じますよ。まさに今日はそういう日」と、理解した多田。

こんな陽気を「ザ・秋という感じの一日」と表現した沢アナでした。
(minto)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2020年10月02日07時08分~抜粋

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