多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

マグロ好きにはたまらない、三崎漁港(神奈川県)

日本人はマグロが好き。マグロの日本での年間消費量は世界全体のおよそ2割とも言われています。

8月3日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』の「日本全国47の旅」、今週は神奈川県を紹介します。神奈川県にはマグロの町として有名なところがあります。三浦市にある三崎漁港です。

三浦半島の最南端に位置し、全国屈指のマグロの水揚げ量を誇る港です。
三浦市観光協会の神田さんのお話です。

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マグロ漁船の基地

三崎は今やマグロの町として有名になり、東京からだけでなく、全国からもマグロを食べに人が訪れます。

マグロ漁船の基地としての漁港です。昭和20年代の戦後から盛んになり、もう60~70年になります。

遠洋漁業でマグロを獲って、冷凍したものを三崎で水揚げする。
港ではそれを早速解凍して、料理を提供します。
冷凍ものと言っても、今は技術がすごいですから新鮮でおいしいです。
 

ここまで食べるか?

生のままお刺身で、あるいは丼にのせるのが一般的ですが、漁港ならではの食べ方を紹介します。

一つ目はマグロの目玉です。これを短時間煮るだけで角煮のようなやわらかい味と食感が得られます。周りにゼラチン質がついていて、DHA、EPAといった栄養もあります。

二つ目は、マグロの心臓。鮮度がいいうちはお刺身でもおいしいです。串焼きなどでも食べられます。

三つ目は内臓です。卵はマリネとか、ステーキにしてもおいしいです。卵は口の中でとろけるような味です。

これらの料理は三崎港の「くろば亭」などで食べられます。他にも漁港周辺には、マグロ料理などの店が並んでいます。
 

「沖料理」

こういった料理を「沖料理」と言います。
港で振舞う「浜料理」に対して、漁師が船上で賄いに食べる料理、または、そこから派生した献立のことを「沖料理」と言います。

三崎は古くからマグロ船の基地として、世界各国のマグロを求めて漁に出た歴史があります。
その航海でそれぞれの国の特徴のあるマグロ料理と、操業中にマグロの身以外のもので作ったお酒のおつまみやご飯のおかずから、船員独特の「沖料理」が生まれたと言われています。漁港ならではです。
 

三崎まぐろラーメン!

三崎には和食とか居酒屋以外のいろいろなお店でマグロを使ったメニューがあります。

例えば中華料理屋には「三崎まぐろラーメン」というのがあります。
これは50年ほど前に存在していましたが、三浦市のマグロの漁獲量の変動から次第にメニューから消え、提供する店舗がなくなりました。が、平成19年に復活し、現在も人気です。

「三崎まぐろラーメン」は各店舗によって違いがあり、マグロの漬けが乗ったものとか、マグロをそぼろ状にしたものが入っていたりとか。コクがあっておいしいです。

多田しげおは「三浦半島の先まで行って、マグロをたらふく食べて、観光も一緒に楽しめそうです」と、そそられたようです。

三浦市はレンタサイクルで観光地をまわったり、マリンスポーツを楽しんだりと、マグロだけでなく自然も満喫できるところです。
(みず)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2020年08月03日07時41分~抜粋

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