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ワカサギの旬は冬だけじゃない!?今が旬の霞ヶ浦

冬が旬のイメージの強いワカサギ。
茨城県の霞ヶ浦では、なんとこれからがシーズンなのだそうです。

7月30日『多田しげおの気分爽快』では、霞ヶ浦北浦水産事務所所長の川野辺誠さんに旬のワカサギについて尋ねました。

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霞ヶ浦はお得な湖

霞ヶ浦は琵琶湖に次いで日本で二番目に大きな湖。
夏からワカサギ漁をするのは日本で唯一、霞ヶ浦だけだそうです。

川野辺さん「7月21日に毎年解禁になりますが、今年も予定通り解禁されました」

地元では夏のワカサギ、略して「ナツワカ」と呼んでいるそうです。

通常ワカサギは4月に生まれた卵が孵化して、冬に向けて成長していきますが、霞ヶ浦は水温が高いため、成長が早いんだそうです。現在の大きさは約7センチと食べごろサイズ。他の湖では、この大きさになるまでに秋から冬までかかります。

多田「霞ヶ浦はお得な湖ですね」
川野辺さん「とてもお得な湖です」
 

今年の漁は?

今年の漁獲高はどうなんでしょうか?

川野辺さん「天気が非常に不安定なせいか、たくさん獲って来られる漁師さんと、いまいちの漁師さんとまちまちなんですね。なので豊漁と不漁の間ぐらいの状況が続いてます」

冬場にワカサギ釣りに行った経験のある人であれば、自分の場所ではかからないのに、すぐ隣ではかかっていることがよくあります。漁師のレベルでもそんなことがあるようです。

川野辺さん「漁師さんの狙った場所とか、同じ場所でも深さによって、捕れる捕れないが変わってきます。上の層を引いた人とか、底の低層を引いた人によって、捕れ具合が違ったりしますね」

さらに経験と勘に加え、魚群探知機などの機械をどう駆使するかでも漁獲量が変わってくるそうです。
 

ワカサギはどう食べる?

獲れたてのワカサギはどう調理するのがベストでしょうか?

川野辺さん「フライ、唐揚、天ぷら、などが本当に美味しいですね」

夏のワカサギはとても脂が乗っていて、ヒトの体内では作ることが出来ないEPAとDHAが多く含まれているそうです。
EPAは血液サラサラ効果、DHAは神経の発達に必要だと言われています。

川野辺さん「ワカサギはカルシウムも豊富ですし、頭から丸ごと食べられるので、お子さんにもぴったりな食材だと思ってます」
 

食べる煮干し

どんな食べ方も美味しいワカサギですが、地元ならではの食べ方がありました。
それは煮干しとして食べること。

川野辺さん「煮干しと聞くとお味噌汁のお出汁にする印象があると思うんですけど、地元では、食べるための煮干しなんですね。そのまま食べる煮干しとして、昔から流通されています」

来客にお茶を出す際の、お茶請けにしたり、冷たいビールのおつまみにするなど、霞ヶ浦では、そのまま食べるのが一般的だそうです。

ちなみにワカサギは漢字で「公魚」と書きます。実はこの由来も霞ヶ浦にあるそうです。

東岸にあたる麻生藩(現在の行方市周辺)から、江戸幕府三代将軍・徳川家光に献上されたところ、大変喜ばれたそうです。
それ以来、将軍家御用達の「公の魚」、漢字で「公魚」と書くようになったのだそうです。
(尾関)
 
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2020年07月30日08時13分~抜粋

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