多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

最高のインスタ映えスポットに生まれ変わった、清津峡渓谷トンネル

新潟県十日町市に日本三大渓谷のひとつに数えられる清津峡という素晴らしい眺めの峡谷があります。国の名勝天然記念物にもなっています。

そこに清津峡渓谷トンネルという、この景色を見るためだけに作られたトンネルがあるそうです。
7月20日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』では、十日町市観光協会の曽根さんに電話で伺いました。

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トンネルがアート?

清津峡渓谷トンネルは人専用のトンネルで、長さ750m、幅4mほど。このトンネル自体がちょっとしたアート作品になっているそうです。

まず、トンネルそのものに光の演出が行われています。

曽根さん「清津峡の渓谷トンネルは2018年にアート作品としてリニューアルしました。トンネルは750mあるので、トンネル自体にもいろいろな光の色の演出があります。
それまでは蛍光灯の電気でしたが、中国の作家さんが入り、清津峡の自然を改めて別の切り口から見ていただこうとリニューアルしたものです」

入ってしばらくすると横道もあるそうです。

曽根さん「3カ所見晴らし所があります。川に向かって窓があり、中の光は鏡がたくさんついていて、鏡に反射して、新しい形で自然を見るというコンセプトになっています」

そして最後まで進むと、トンネルが開いていて峡谷が見られるそうです。

曽根さん「峡谷がぐねぐねしているので、ちょうどいいポイントで清津峡の渓谷を真正面から見られるようになっています。まさに川の上に立って峡谷を真下に見られます」
 

自然とアートの融合

ホームページの画像を見てその素晴らしさに感嘆する多田しげお。

多田「トンネルの手前で下が光っていますが、何ですか?」

曽根さん「下に少しだけ水を張っています。風がない時は本当に光景が鏡のように下に映り込むので、(トンネルの半円と下に映り込んだ半円で)きれいな円になります。
風が吹くと面が揺れて、その揺らめきも自然を感じられます」

多田「なおかつ向こうには本物の峡谷が広がっていますね」

曽根さん「見た方は、その景色が見えた時に歓声が起こります。アート作品というような景色になったので、人がたくさんいてもそれもアーティスティックに映るというか。
大峡谷も自然の景観として圧巻ですが、アート作品が融合するということで、本当にここにしかない景色になっていると思います」
 

紅葉がいちばん人気

多田は「一番先端に行ったら落ちませんか?」と心配しますが…

曽根さん「透明の柵ができているので大丈夫です(笑)。
一番前までいって天まで届くような岸壁の連なりが見えるのもいいですし、ちょっと手前から見てもいいです。

私はリニューアルしている前のトンネルにも何度も行っていますが、この景色を最初に見たときはびっくりして、何枚も写真を撮ってしまいました。
季節や天気によってまったく違う円の形になるので、いつ行っても楽しめると思います」

紅葉が一番人気のシーズンで、だいたい10月中旬から11月の上旬で、「本当に絶景」だそうです。

多田は「一生に一度は見るべき景色ですね」と、賛美を惜しみませんでした。
(みず)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2020年07月20日07時38分~抜粋

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