多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

夏に最高!山形の新定番「冷やしシャンプー」って何だ?

また今年も暑い夏がやってきますが、格別に気分がスッキリするというシャンプーが、山形県で新しい名物になっているのはご存じでしょうか。

6月25日放送『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』では、「冷やしシャンプー」を特集。

6月から約300店舗の理髪店で開始され、「冷やしシャンプー始めました」というのぼりが立っている所もあるそうです。

まるで冷やし中華のようですが、意外と夏が暑い山形県で大はやり。

山形県冷やしシャンプー推進協議会の幹事長で、「メンズ・ヘアリズム」というお店の店主、大沼幸市さんに電話でお話を伺いました。

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正統な冷やしシャンプーとは?

そもそも冷やしシャンプーとは、どのようなものなのでしょうか?

大沼さん「山形県では2つ定義がありまして、1つはメントール系のシャンプーを使うこと。もう1つはそれを冷蔵庫や氷で冷やすこと、この2つをやっていただくと、山形県の冷やしシャンプーとなります」

ちなみに大沼さんのお店では、演出の一環でもあるそうですが、ワインクーラーに水と氷を入れて、そこにシャンプーのボトルを入れておき、そのまま冷蔵庫で0度に冷やした物を提供されているそうです。

かなり涼しそうですが、シャンプーを流す時になると、やっぱりお湯なのでしょうか。

大沼さん「ウチでは水、ぬるま湯、お湯と選べるようになってまして、山形の人はだいたい『ちょいぬる』と言って、ちょっと冷たいぐらいなんですけど、観光で来るお客様は水のご指名が結構ありますね」

「せっかく山形に来たんだから」という思いからでしょうか、冷たい状態にさらに冷たいものをかぶせるようです。

さすがに髪を乾かす時はドライヤーで熱風を送る……のでしょうか。

大沼さん「これもお店によっていろいろ演出があるんですけど、冷風でちょっとやると、その後のスース―感があるので、冷風だとさらに気持ちよくなります」
 

初めての感想は?

では、観光客などで初めて冷やしシャンプーを体験した方は、どのような感想を持たれるのでしょうか。

大沼さん「一発目は衝撃が走るので、『おおーっ!』とか『ワーッ!』とか、必ず声が出ますね。みなさんそうなんでしょうけど、シャンプーってお風呂場に置いてありますよね。

ですからみなさん、温まったシャンプーしか使ったことがないので、やっぱり冷たいシャンプーの経験がないので、たいがい驚かれた後に、『あ~これやっぱり気持ちいいね』と言っていただいてます」

そうすると、やはり山形の方にとって、夏は冷やしシャンプーが常識なのでしょうか。

大沼さん「そばじゃないですけど、『マスター、今日も冷やしで』というと、もうみんなわかるので」

初めて山形の理髪店に行くという観光客の方でも、「冷やしで」というと通っぽく聞こえるかもしれませんね。

ちなみにこの冷やしシャンプーですが、年中行われているわけではなく、6月中旬から9月中旬頃までの季節限定となっていますので、体験したい方は時期にご注意ください。
(岡本)
 
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2020年06月25日08時12分~抜粋

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