多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

島々をサイクリングしながら渡れる「とびしま海道」

6月15日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』の「日本全国47の旅」、今週は四国の愛媛県を紹介します。

愛媛県は、目の前は瀬戸内海、その向こう側は広島県です。愛媛県の今治、広島県の尾道、この間には「しまなみ海道」という道が通っています。自転車も通ることができ、サイクリングファンの憧れの的です。

ところが他にも「とびしま海道」という、島の雰囲気を楽しめるサイクリングコースがあるそうです。
NPO法人シクロツーリズムしまなみの宇都宮一成さんに電話で伺いました。

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「とびしま海道」

まずは「しまなみ海道」です。

尾道と今治の間の島々に、ひとつひとつ橋がかかり、そこには高速道路が通っています。
島と島を結んでいる橋は人も自転車も通れるようになっていて、尾道から今治まで抜けるというサイクリングロードになっています。

ただ高速道路は高いところにつけられています。島の地べたから一生懸命に上って、高速道路まで出て、橋を渡ります。

実は多田は、しまなみ海道が開通してすぐに行ったそうです。「とても気持ちいい。ところが、橋まで上るのが大変。自転車降りて、へーへー言いながら押していった」そうです。

ところが、他にも楽しいサイクリングコースが作られているそう。それが「とびしま海道」。

これも同じく海の道。島では陸地を走っていき、以前からある橋を渡って、次の島に行き、橋がないところはフェリーを使います。高低差が少なく、愛媛県側からいくと、今治から広島の呉まで走れるサイクリングロードだそうです。
 

海沿いを走る

多田の経験では「しまなみ海道」は、橋に上がるのが大変だったようですが、ここはどうでしょうか?

宇都宮さん「とびしま海道は5つの島を橋で結んでいます。今治から行くときは船で岡村島まで渡ります。しまなみ海道の橋をくぐっていきます。船を降りて、ここからサイクリングのスタートです。

岡村島は小さな島なので30分も走れば走り終わります。とびしま海道のいいところは海沿いをたくさん走れることです。

ようやく橋に上がりますが、しまなみ海道の橋より高さは低いですが、車道と同じところを走るのでちょっと勾配がきつめです。しんどかったら、押して歩けばいいです。

一つ目の橋を渡ると広島県に入ります。
島の中は割と平坦な道が多いのですごく走りやすいです」

島では海沿いを走るところが大きな魅力のようです。
 

「まったりゆっくり」

島でちょっと休憩してお昼ご飯を食べたりしたいのですが。

宇都宮さん「お店の数はしまなみに比べると少ないですが、かわりに島らしい感じが味わえます。信号も一カ所しかなく、車も少ないです」

安全で、サイクリング初心者でも楽しめそうです。

宇都宮さん「楽しめます。ただレンタサイクルがしまなみほど充実していないので、しっかり調べて手配していくと、まったりとゆっくりと楽しむことができます」

「まったりゆっくり」が島らしいですね。
 

旅行は計画的に

多田「今治から呉までは時間はどのくらいかかりますか」

宇都宮さん「呉の町中までは40キロくらいあるので、時速10キロでも4時間くらいはかかります。

今治と岡村島を結ぶ船の便数が少ないので、旅行計画はたてておいた方がいいかもしれません」

多田「夏場サイクリングにはいい季節ですね」

宇都宮さん「夏の汗はそれなりに気持ちいいですからね。ぜひ楽しんで欲しいです。
サイクリングマップも作っているので、参考にしてください」

多田「ありがとうございました」

とびしま海道は、海がそばに感じられ、昔ながらの島の情緒を味わえるサイクリングコースのようです。ぜひ一度チャレンジしたいですね。
(みず)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2020年06月15日07時41分~抜粋

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