多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

今が旬!ミョウガをおいしく食べる方法。

気温が30度を超える日が観測されるようになりました。そんな時はさっぱりとそうめんが食べたくなります。薬味で欲しくなるのがミョウガ。

6月2日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』の旬の食材の話題を提供する「旬食」のコーナーでは「ミョウガ」を取り上げました。あるとうれしい名脇役です。

名古屋市中央卸売市場から、名古屋青果株式会社の久野さんに多田しげおが電話で伺いました。

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ミョウガ記念日

ミョウガは、華やかな紅色でシャキシャキとした食感。さわやかで上品な香りとほのかな辛味が食欲をさそう野菜です。

ミョウガは植物でいうと花のつぼみを食べているそうです。それで香りも高いそう。

高知県が全国の出荷の約90%のシェアをもっています。ハウスの栽培で一年中出回っていますが、気温も25~30度とミョウガの生育条件にもっとも適していて、一年の中でももっとも生産量が多い6月が旬と言えます。

そして6月13日はミョウガ記念日だそうです。

その理由は、旬の時期で生産量が増える6月。1を“いい”、3を“ミョウガ”として、6月13日を“いいミョウガの日”としました。

ミョウガをたくさん食べて欲しいとの願いをこめて、高知県が2015年に制定したものです。
 

血流改善、食欲増進

栄養についてはどうでしょうか?

ミョウガの香りの元となるのがα-ピネンという成分。この成分は身体に入ると血流をよくし、同時に体温も高まるので、冷え性に非常に効果的と言われています。
これから冷房のあたり過ぎでおこる冷えの対策に、女性にはうれしい効能があります。

また、α-ピネンは食欲増進と消化促進の効果があると言われていて、これからの季節、夏バテ防止にピッタリです。
 

ミョウガの甘酢漬け

久野さんからおすすめのミョウガ料理の紹介です。

◎ミョウガの甘酢漬け
・ミョウガを9~10個。丸ごと40秒熱湯に通し、熱いうちに縦半分に切ります。
・ミョウガに塩小さじ1をふって、全体にまぶし水気がでるまで置いておきます。
・砂糖大さじ1と1/2、酢大さじ3を混ぜた中にミョウガを1個ずつ水気を絞って、漬けます。
・冷蔵庫に入れて2~3日すると味がしみておいしくなります。

シャキシャキした歯ごたえと辛味もまろやかになり、色も生より鮮やかな紅色がついて、食欲をそそります。

多田「ご飯も進むし、お酒も進みますね」
久野さん「冷酒にピッタリです」

つけ汁はミョウガのエキスがしっかり入っていて捨てるのはもったいないので、つけ汁を使ってもう一品。

◎ミョウガエール
透明なグラスにつけ汁と甘酢漬けを1個入れ、そこに炭酸水を注ぐだけ。
つけ汁:炭酸水を1:3で作ると、淡いピンクの炭酸の泡に花びらが浮くようになり、涼やかな気分になります。

多田は早速「私なんか、アルコールも足してカクテルにしたいですね」。
久野さんは「気分が上がりますね」と、酒好きのふたりでした。

ミョウガは他にも、刺し身のつま、そうめんなどの薬味に。漬け物、和え物、汁物にも使えます。

選ぶ時は、身がしまって、赤みとつやがあるものを選ぶといいでしょう。
(みず)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2020年06月02日08時13分~抜粋

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