多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

クイズで学ぶ!メジャーリーグの基礎知識

5月1日放送『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』では、アメリカのプロ野球、大リーグを多数取材してきた元CBCアナウンサーの久野誠が「アメリカメジャーリーグクイズ」を出題しました。

日本人選手の活躍が当たり前になってきていますが、あらためてメジャーリーグの基礎知識をクイズで学んでみましょう。

解答者は、スポーツ番組『サンデードラゴンズ』(CBCテレビ)も担当している加藤愛アナウンサー。

仕事で日本のプロ野球の情報を伝えていますが、アメリカのプロ野球のクイズには答えられるのでしょうか?

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メジャーリーグは全部で何チーム?

1問目は基本的な問題。
「メジャーリーグは全部で何チームでしょうか?」

日本のプロ野球はセリーグとパリーグの12球団ですが…。

加藤アナは「30チーム!」とあっさり正解。

実は昨日、たまたまメジャーリーグに関するニュースを自ら伝えたばかりで、覚えていました。

久野も「想定外だった。いきなり正解が出るとは…」とちょっとガッカリ。

ちなみに、メジャーリーグには1チームだけカナダのチームがあるため、もし「アメリカにメジャーリーグのチームはいくつあるでしょうか?」というクイズが出題されたら、正解は29チームという、ひっかけのような問題もあります。

大リーグはアメリカンリーグとナショナルリーグに分かれていて、さらにそれぞれが東地区、中地区、西地区がありますので、5チームずつで争われます。

ということは、「試合が開催される時は、それぞれ1チームずつ余ってしまうのでは?」と思いそうですが、そのチームは別の地区のチームと対戦します。

それでも各リーグで1チームずつ余りますが、その場合はリーグをまたいで試合が行われます。

日本では期間を区切って「セ・パ交流戦」が開かれますが、アメリカでは常に交流戦が1試合ずつ行われていることになりますね。
 

最近の球場のトレンド

2問目は「最近作られる新球場には、どんな傾向が見られるのでしょうか?」

加藤アナ「飲食店が増えた!海外旅行が簡単に行けるようになってきたからこそ、いろんな人が楽しめるように」

昔からアメリカは野球以外にも楽しめるように工夫がされているので、飲食店は最近に限らず充実していたようです。

ここで多田から「建て替えた時はこういう風にしようぜと、ほぼそんな流れがあるらしいわ」とヒントが。

加藤アナ「プロジェクションマッピングみたいに、楽しめる仕組みが増えた」

最近、イベントなどで使われている最新の技術ですが、答えはむしろ逆とも言えるものです。

答えは、「古き良きボールパークという感じで、レトロな雰囲気をそのまま残している」。

かつては快適な環境で観られるようにとドーム球場が多く、人工芝が多かったのですが、ひざに良くないという理由で、ドームが開閉式にあり、天然芝に戻ってきているそうです。
 

日本の球場は戦場、アメリカの球場は劇場

一方、本当に古い球場をそのまま残しているケースもあり、ボストンにあるフェンウェイ・パークは、1912年(明治45年)にできてから今も使われています。

アメリカの球場の形は個性的で、ほとんどが日本と違って左右対称になっていないのが特徴。

当時は都会の中で限られた空き地に建てていたので、変則的な形になっていることが多かったそうです。

アメリカは広いので難しいですが、いろんな球場を回って観戦するのも楽しいかもしれません。

最後に久野はアメリカと日本の野球の違いについて、「日本の球場は戦場、アメリカの球場は劇場である」と、ある本の内容を引用しました。

そして、「日本は勝つか負けるかだけ。アメリカはもっといっぱい楽しもうと。ファンが勝ち負けだけにこだわらないという部分がすごく良いんですね。球場も楽しいですし、ぜひ機会があったら、行ってみていただきたいと思います」とまとめました。
(岡本)
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2020年05月01日08時16分~抜粋

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