多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

どこまでわかる?地下鉄の豆知識

都会で通勤や通学などでよく利用する乗り物といえば地下鉄ですが、身近な割には意外と知らないことが多かったりします。

4月24日放送『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』では、鉄道に詳しい沢朋宏アナウンサーが地下鉄に関するクイズを出題し、加藤愛アナウンサーが解答者となって挑戦しました。

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昔懐かしの黄色い地下鉄車両

この番組は東海エリアで放送されている番組ですので、名古屋市営地下鉄に関する話題から。

名古屋で地下鉄が開業したのは1957年(昭和32年)。
街としては東京、大阪に続いて3番めに誕生。
最初に開通したのは名古屋から栄までで、当時、栄の駅名は「栄町」でした。

今は地下鉄の車両といえばステンレス製が主流ですので、シルバーがベースの色が多いですが、最初は黄色の車両だったことから「黄電(きいでん)」と呼ばれていました。

天井が低かったことで最初の車両には網棚がなく、大阪や東京の人から「名古屋の地下鉄は荷物を乗せるところがない」と言われていたそうですが、技術改良で車両の床面を下げることができたため、今は網棚があります。
 

地下鉄では名古屋だけ!扉のそばに…

さて、今の名古屋の地下鉄で大きな特徴といえば、扉の横に鏡が付いていること。

名古屋人にとっては当たり前ですが、実は全国の地下鉄で鏡が付いているのは、名古屋だけなんです。

ここで第1問。この鏡は何の目的で付けられたものなのでしょうか?

加藤アナ「私が実際に利用したことのある方法なんですけど、前髪が崩れていないかを確認するため」

乗客側にニーズがあるのはもちろんですが、どちらかといえば、名古屋市営地下鉄の側が鏡を付けたいと思っていたようです。

加藤アナ「何だろう?鏡ということは、反対側が見えるということだから、人が映って痴漢防止とか?」

正解は、「広告を載せるため」。

開業当時は鏡が付いておらず、1967年(昭和42年)頃に付いたそうですが、鏡の下にあるスペースを広告として売り出しました。

つまり、より高い広告効果を狙うためだったというわけ。

昔は銭湯で大きな鏡のそばに広告が掲載されていましたが、それをヒントにして生まれたそうです。
 

江戸時代、ロンドンにはすでに地下鉄が…

2問目は地下鉄の歴史に関する問題です。

日本初の地下鉄は、1927年(昭和2年)に浅草~上野間で開業し、世界初の地下鉄はイギリスのロンドンで、1863年(文久3年)に開業しました。

日本ではまだ江戸時代でしたので、その頃すでに地下鉄があったとは驚きです。

当時はトンネルに今では考えられない設備、地上とつながる穴があちこちにありました。

ここで第2問。
何のために何か所も穴を開けていたのでしょうか?

加藤アナ「例えば東京タワーとかスカイツリーって、透明のガラスで下がのぞけるようになってるじゃないですか。だから穴を開けて電車が走ってるのを見ることができる穴」

多田「確かにそれ見てみたいわ」

沢アナ「それ鉄ちゃんだけですわ」

地上からのぞき込んで地下鉄を見たいというニーズがどれだけあるのかがわかりませんが、不正解。
 

世界初の地下鉄は大不評!?

ヒントは「先程、『電車が走ってるのを…』と解答しましたが、そもそも当時は電車ではなかった」というのがポイントですが、加藤アナは全く思いつかない様子。

多田「電気以外で走る。では、なにで走ってたんだ?」

加藤アナ「…えっ、人力ですか?(笑)」

たまらず沢アナが正解を発表しました。

正解は「走っていたのがSLで、煙を逃がすための穴が必要だったため」。

蒸気機関車が地下で走るという発想はなかなか思いつきませんね。

ちなみに、工事中の場所で全く道路が使えず、開通したらしたで下から煙が発生するので、当時は地下鉄沿線に住んでいる人にとっては、迷惑なものだったそうです。

その苦情が多かったからか、地下鉄で電車を動かしたのも、世界でロンドンが一番早かったそうです。
 

札幌、でピンとくる鉄道ファン

最後は日本の珍しい地下鉄、札幌市営地下鉄に関する問題ですが、鉄道ファンの多田は、この時点ですでにピンと来たようです。

札幌は日本で4番目に地下鉄が開通した街で、翌年の冬季オリンピックに合わせて、1971年(昭和46年)に開業しました。

この札幌の地下鉄は、一般的に言うところの「レール」がありませんが、それはなぜなのでしょうか。

多田「確かにそやな。地下鉄のホームで電車を待ってる時に、当然何か下を見たくなりますわね。ここに電車が走ってくるんだと。
普通はそこにレールが2本走ってるのに、そのレールがないんです。エーッて」

沢アナ「まずそこの会話の中で、『ホームでついレールを見たくなる』っていうのは、たぶん鉄道好きだけじゃないかと(笑)」

加藤アナ「気分が落ちてる時とか、下を向いてる時に見るものですよね(笑)」
 

レールの代わりに氷!?

多田「これは標準軌かな狭軌かな、どっちを採用してるんかなとか」

ここの収録場所では世間一般とは異なり、2対1でレールを見る方が常識となってしまう状況ですが、「レールを見ない派」の加藤アナは正解できるのでしょうか。

加藤アナ「レールがない電車…。『さっぽろ雪まつり』とかあるじゃないですか。氷で?(笑)…絶対溶けるんですけど、氷で走る。もう思いつきません……」

正解は「車輪ではなくタイヤで走るため、レールは不要だから」。

なぜタイヤが使われているのかというと、都市化が進んだ後に地下鉄の建設が始まったということが背景にあります。

途中で地上に出て住宅街の上を走らなければならず、鉄の車輪とレールを使うと騒音が激しいということがあったからだそう。

ちなみに真ん中に1本だけガイドレールという線を挟んで走っているので、方向がずれることはないそうです。
(岡本)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2020年04月24日08時15分~抜粋

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