多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

ふわふわ床に頭がピョコッ!プラムの国の「恐怖の洞窟」

『多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N』「47都道府県の旅」のコーナーでは、毎週ひとつの都道府県を紹介しています。今週は群馬県。

4月9日の放送では、水上町の「プラムの国」という観光農園にある「恐怖の洞窟」を取り上げました。

地下5メートルの所に、長さ50メートルに渡って横たわるというその洞窟。しかし怖いのは洞窟そのものではなく、その中なんだそう。

店主の大平真一郎さんに電話でお話をうかがいます。

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「堀った」のではなく「作った」

プラムの旬は7~8月のため、現在の「プラムの国」は白い花が満開の状態。

下り坂の道路の下に広場があり、その一角に「恐怖の洞窟」があるということです。

この「恐怖の洞窟」はなんと大平さんの手作り。

「ひとりで掘ったんですか?」と尋ねる多田に、「ひとりで作ったんです」と大平さん。

「『掘る』っていうのはこれはちょっと機械の力を借りるのが必要なんですけど、『作った』というのは結構掘るよりも簡単なんです(笑)」と、あくまでも洞窟は「作った」ものだと言います。

多田「手で『手堀り』なんですか?」
大平さん「いえいえ。だから、手で掘ったのではなくて作ったんです」

この楽しい掛け合いが何度か続きます。
 

入った瞬間から恐怖の連続!

現在、70歳を超えているという大平さんですが、この「恐怖の洞窟」を作ったのは今から30年~40年前。

この洞窟の中に、「怖いもの」がちょこちょこ置いてあると言います。

「入った時に恐怖の音楽が流れてきて、上から頭がピョロッと出てくるとか。水中に顔が浮かんでいて『助けてくれー』なんて言ってますね」と、その恐怖を解説する大平さん。

お客さんが上を見ると、そこには覗きこむ顔が!

「そこが一番の怖いところ。入った瞬間にそれが出てきて」と大平さんは嬉しそうに笑います。

洞窟内は真っ暗。
人感センサーで電気がつきますが、この演出でもお客さんは驚いてしまうそうです。

明るくなった洞窟内は恐怖のアイテムだらけ。さらなる恐怖が待ち受けているというわけです。
 

恐怖で飛び出すお客さん

「例えば床がふわっと下がったり、急に風がフーッっとあたったり」と大平さん。

恐怖の洞窟の中のアイテムは、徐々に増えてきたということです。

「次、どんな怖いものを作ります?」と尋ねる多田に、「洞窟の中はもういっぱいになっちゃったんですよ」と大平さん。

多田「実際、お客さん中に入っていって、結構みなさん怖がってます?」
大平さん「お子さんや若い人も入った瞬間に飛び出してきて『キャー!』なんて言ってますから。それを見るのが楽しみなんですよ」

飛び出してくるものの、ほとんどのお客さんは「怖いもの見たさ」から、勇気をふりしぼって再度洞窟に挑戦するそうです。

ここで多田が、「どれぐらい金かかりました?」と率直に尋ねます。

恐怖のアイテムはほとんどが拾いものや、もらいものなので、お金はかかっていないと大平さん。

洞窟は、コンクリートや鉄筋を使っているため多少お金がかかったといいます。
 

夏はプラム狩りを

「プラムの国」という名前の通り、もちろんメインはプラム狩り。大平さんは「恐怖の洞窟は添えもんです」と笑います。

しかしプラム狩りができるのは夏の2か月のみ。
それ以外のシーズンは「恐怖の洞窟」で楽しんでもらおうということです。

開館日は土日と祝日ですが、他の日でも連絡をもらえれば開けてくれるそうです。

大平さん「いつもはGWが一番お客さん多いんですけど、今年はちょっと心配です」

多田「じゃあ、新しい恐怖のアイテムを作って…」

「洞窟はまさに3密かも」と心配する多田に「かなり湿気がありますから!大丈夫だと思います!」と元気に答えた大平さんでした。
(minto)
 
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2020年04月09日07時39分~抜粋

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