多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

お手軽アレンジ!しんじょ風煮物

毎週火曜日の『多田しげおの気分爽快!!朝からP・O・N』「暮らしに鉄分」では、料理研究家の関富子先生が淡口醤油を使ったレシピを、毎週1品ずつご紹介します。
教えを受けるのは、アシスタントの桐生順子。

3月3日のレシピは手間のかかるしんじょをお手軽アレンジ「しんじょ風煮物」です。

しんじょとはエビ、カニ、魚の白身などをすり潰したものに、山芋や卵白、だし汁などを加えて味をつけ、蒸したり、ゆでたり、揚げたりして調理したもの。
手間がかかりますが、今回は簡単アレンジをご紹介!お肉とえびを使ったレシピです。
ぜひお試しいただきたい一品です。

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はんぺんが大活躍!

すり鉢に鶏ひき肉(胸)200g、卵黄1個分、白はんぺん1/2枚を入れ、粘りが出るまで、よく擦り混ぜます。手に水をつけてを8~12個だんごを作ります。



次に海老は塩水で洗って殻をむいて、背ワタを取り、(正味200g)細かく叩き潰し、すり鉢に移し、擦ります。
そこに卵白1個分と白はんぺん1/2枚を入れ、さらに擦り交ぜます。

ここで、少しの食紅を落として色を付けます。
なお食紅は直接入れても、水で溶いてもかまいません。なければないでOKです。



それぞれ、だんごを形成します。

鶏、海老のだしがしっかり出ます!

かつお節や昆布などで作った、だし汁2カップが煮立ってきたら、そこに淡口醤油大さじ3、みりん大さじ3入れて、そこにだんご(鶏、海老)を3、4分煮て、煮汁につけて冷まします。(味を染み込ませます)。
お皿に盛りつけますが、一方の汁を使っても、両方の汁を使ってもかまいません。
(一方の汁を使えば、それぞれの味が汁に含まれていて、味の違いがわかります。両方の汁だと味に深みが出ます)
また、煮汁の量を倍にして、両方のだんごを入れて煮るのも可。

↓鶏だんご


↓海老のだんご

 

彩り豊かな煮物の完成!

ニンジンは梅型に型抜きして、下茹でします。それを煮汁につけて、味を含ませます。



さやえんどう8枚程度を色よくゆでます。



ニンジン、さやえんどうを飾り付けて、完成!


 

紅白のお団子を召し上がれ!

桐生「ピンク行きましょう!」
関先生「どうぞどうぞ」
桐生「ん~おいしい!お肉の方いただいてみましょう!…こっちはこっちで全然違いますね」
関先生「はい、違うんです」
桐生「こっちはしっかりおかずの肉だんごっていう感じがします!」

*先生はだし汁では、昆布とかつおぶしで取りました。

*だんごを作る際にヤマトイモを少し入れるとよりおいしく頂けます。

*卵は一個でそれぞれ、卵白と黄身に分けて使えるので、捨てるところがありません。

*残った煮汁は併せて煮物に使ってください。例えば、根菜系の煮物など。

*食紅はなければ、使わなくてもかまいません。

ぜひ作ってみてください。
(ベルセルク太郎)

材料(4人分)

鶏だんご
・鶏ひき肉(胸) 200g
・卵黄  1個分
・白はんぺん 1/2枚

海老だんご
・海老(正味:可食部分) 200g
・卵白 1個分
・白はんぺん 1/2枚

煮汁(以下の×2はそれぞれ鶏のだんご、海老のだんごに各々の煮汁という意味です)
・だし汁 2カップ×2
・淡口醤油 大さじ3×2
・みりん 大さじ3×2

ニンジン 適宜
さやえんどう 8枚


 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2020年03月03日08時33分~抜粋

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