多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

焼きたてのスルメを電車の中で!?津軽鉄道の「ストーブ列車」

『多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N』、週末に行われるイベントや風物詩を取り上げて地元の方にインタビューをする「週末来て来て」のコーナー。

11月28日の放送では、12月1日(日)から運行が始まる津軽鉄道の「ストーブ列車」を取り上げました。

津軽鉄道は、津軽五所川原駅~津軽中里駅間を走る、20.7キロのローカル線。
夏は「風鈴列車」、秋は「鈴虫列車」と、季節を感じるイベント列車が毎年走ります。

冬のお楽しみ「ストーブ列車」はその名の通りストーブで暖をとる、ノスタルジーに浸れる列車です。

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ストーブ列車のお楽しみ

津軽鉄道株式会社の山本夏美さんに電話でお話を伺います。

ストーブは、石炭を燃料とするダルマストーブ。

車両から突き出す煙突からモクモクと立ち上る煙が、石炭の温かさを感じさせます。

ダルマストーブは車両の前後に1台ずつ。

ストーブと一緒に記念撮影をしたいお客さんも多いため、お客さん同士で座席を交換しあう姿が見られることもあるといいます。

ストーブ列車のお楽しみのひとつは、ストーブの上で焼く「スルメ」。

スルメは車内販売もありますが、持ち込みもOKです。

観光案内で乗務している「アテンダント」が軍手をはめ、ダルマストーブの上で上手にスルメを焼いてくれます。

しかも、食べやすい大きさに割いてくれるという、うれしいサービス付き。

斜陽館に三味線会館

山本さんは事務担当ですが、時にはストーブ列車に乗務することも。

車窓から見える景色や沿線にある建物、近くの観光情報の案内などをお客さんにしているといいます。

「近くの観光情報をひとつ案内してくれません?」と無茶ぶりする多田に、山本さんは津軽鉄道の駅、「金木(かなぎ)駅」について教えてくれました。

「太宰治の斜陽館がございまして、太宰治の実家ということで、歴史的な建物になっております。また近くに三味線の会館もありますので、津軽を満喫してもらえるのではないかと思います」(山本さん)
 

雪とスルメとストーブと

多田「焼いたスルメをお客さんと一緒にひと切れ食べたりすることは?」
山本さん「たまにいただくこともあったりするんですけども」
多田「そういう雰囲気がとてもいいですよね」

真っ白い雪景色の中、お酒を飲みながらスルメをかじり、ダルマストーブで暖をとる。

多田の気持ちはすでに津軽に飛んでいるようです。

ストーブ列車の運行は12月1日~来年の3月31日まで。
期間中は多くの観光客の方でにぎわうそうです。

多田「ぜひぜひ今シーズンも皆さんに楽しんでもらって。山本さんの名調子で案内してあげてください」
山本さん「機会がありましたら、ご一緒できたらなと思います」

山本さんからのお誘いに「上手に言うわ」と言いながらも、「行く!」と、すっかりその気になってしまった多田でした。
(minto)
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2019年11月28日08時16分~抜粋

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