「まるで目玉の親父になったみたい!」
そんな楽しい体験ができる貸切風呂があります。
毎週、日本の47都道府県の1つを紹介している『多田しげおの気分爽快!!朝からP•O•N』。
11月14日の放送では、美肌の湯として有名な佐賀県・嬉野温泉の温泉旅館にある、有田焼で作られた「湯飲み茶わんのお風呂」を取り上げました。
「悠然の宿 東海」の小野さんに多田しげおがお話を伺います。
押し合いへし合いしても痛くない
「湯飲み茶わんのようなお風呂なんだそうですね。直径が1メートルぐらいですから、1人入ってちょうどぐらいですかね?」と質問する多田。
「大人の方で1人、寄り添って2人入れるほどの大きさですね」という小野さんの回答を聞いて、「寄り添って2人」の部分が気になった多田。
多田「貸切露天風呂ですから。カップルの方なんて、寄り添って入ったりするんでしょうかね」
小野さん「カップルのお客様も結構ご利用いただいておりますので」
どうやら多田の想像通りのほほえましい光景が繰り広げられているようです。
「2人入って、ちょっと押し合いへし合いしても、湯舟の壁に当たっても表面つるつるですから、全然痛くないですね」と多田。
ツルツルの美肌の湯とつるつるの陶器の湯舟の相乗効果で、「痛くないですね」と小野さん。
有田焼の茶碗風呂、1つ100万円!
大きな湯飲み茶わんのような有田焼の湯舟は、各部屋でデザインが変わり、竹や桜、その他お茶で有名な嬉野らしく茶摘みしている女性の絵、嬉野名物・轟の滝の絵など様々。
小野さんによると、この陶器風呂は大きな窯で焼きあげる職人の技が必要なので、今同じものを作るのは難しいと言います。
このお風呂が作られたのは、1990年頃。
当時の価格で1つ100万円ほどかかったそうです。
「悠然の宿 東海」には5つの陶器風呂が存在すると聞いて、瞬時に計算したのか、思わず「うわぁ~」と感嘆の声をあげる多田。
宿泊のお客さんからも日帰りのお客さんからも、この湯飲み茶碗風呂でくつろいでいると「目玉の親父になった気分」と大好評と小野さん。
お湯はどうやって交換する?
多田は、「お湯を入れた後、湯飲みのイメージは上からお湯を出すんですが。お風呂の場合どうなってるんですか?」と、お湯交換の方法に疑問を持ちます。
「お風呂の場合は、下の中央に蓋がありまして、そちらでお湯を抜いて。新たにお客様が来られた時に新しい温泉を入れて、という形でやらせていただいております」と小野さん。
この回答を聞いて、「それは作ってありますわね」と、安心した様子の多田。
多田「これから寒い時期になりますけれども。嬉野温泉、お客さん多くなりそうですね」
小野さん「そうですね、お客様多くなると思います」
これから紅葉も見ごろを迎えるという嬉野温泉。
目玉の親父気分に浸れる湯飲み茶わん風呂を味わいに、ぜひ一度訪れてみてください。
(minto)
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2019年11月14日07時45分~抜粋