多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

阿波おどりが年中観られるスポットが本場徳島にあった!

徳島といえば、鳴門海峡やすだち、最近では徳島ラーメンというご当地グルメもありますが、なんといっても「阿波おどり」ですね。
毎年お盆に行われ、100万人を超える観光客が訪れるという夏の風物詩ですが、徳島では夏に限らず、一年中阿波おどりが観られる、しかも踊れるスポットがあるそうです。

10月3日放送『多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N』では、徳島市にある阿波おどり会館の副館長・川村義貴さんに、パーソナリティーの多田しげおと山内彩加アナウンサーが、電話でお話を伺いました。

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ステージが毎日開催

「毎日、阿波おどりを観ることができる」といっても、映像で見せるわけではありません。

1日に昼は4回で各40分間、夜は1回につき50分間、ステージ上で実際のおどりを観ることができるそうですが、どのような方が踊られているのでしょうか。

川村さん「徳島では阿波おどりのグループのことが"連"と呼ばれてまして、その中でも踊りの技量が練達したグループのことを"有名連"と言います。
阿波おどり会館の専属連では、それぞれの有名連から選抜されたメンバーで構成されていまして、毎日ステージで披露しています」

そして、どれぐらいの人数の方が踊るのかというと、昼のステージでは17名ほどだそうですので、にぎやかな様が観られそうですね。

踊りの参加も可能

阿波おどりの有名なフレーズといえば、「踊る阿呆(あほう)に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々」ですが、このステージでも観光客が参加して踊ることはできるのでしょうか。

川村さん「ショーアップされた演出をもちろんご覧いただけますが、お客様にもぜひ阿波おどりを実際に踊っていただこうというコーナーもございます」

ただ、技量の高い連の方が踊られる中で、阿波おどりの素人である観光客が、ステージに参加しても大丈夫なものなのでしょうか。

川村さん「そのあたりは、ご心配なく。公演の中でもリズムのとり方とか手足の動かし方、かけ声の仕方などをレクチャーしていますので」

実際の阿波おどりのお祭りで入っていくのは躊躇してしまいそうですが、これだと、参加への心理的なハードルが低くなりそうです。

多田「8月以外に徳島に訪れる方々にとって、楽しいでしょうね」

川村さん「そうですね。初めてご覧いただく方が多いですけど、やはりお祭りで来るのが難しいという方は、徳島に入っていただいた時に、『伝統芸能が観られてよかった』と喜んでいただいてますね」

徳島人は全員阿波踊りが踊れる?

夏に開催される阿波おどりは、春頃から既に準備が始まっているそうですが、実際に徳島人にとって阿波おどりは特別な存在となっているのでしょうか。

川村さん「本当に身近にというか、生活のどこかに阿波おどりが染み付いているみたいな感じがしますね」

徳島以外の人からすると「徳島人は全員、阿波おどりが踊れる」と考えてしまいそうですが、これは本当なのでしょうか。

川村さん「よく聞かれますが、私はちょっと踊れないんですよ。徳島の方も『踊れないんです』と答える方が多いんですよ。
実は徳島では、有名連みたいに上手に踊れないと『踊れる』とは(答えられない)」

ひと口に「踊ることができる」と言っても、そのレベルが違うようです。

ただ、観光客の方となると話は別で、川村さんは最後に「楽しんで踊っていただくのがメインですので、形にとらわれず楽しんでいただけたら」と答えました。
(岡本)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2019年10月03日07時41分~抜粋

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