多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

スマホ疲れの人にピッタリの温泉が長崎にあった!

秋分も過ぎ、次第に寒さが増してくる時期となってきましたが、そんな時に入りたいのが温泉。
足湯など体の一部が浸かるだけでもリラックス効果があり、中には駅のホームに足湯スポットがあるところもあります。

9月26日放送『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』では、長崎県の雲仙温泉にある「人間のある場所だけ浸かる温泉」について紹介しました。
いったいどこなのでしょうか?

名湯の宿雲仙いわき旅館の石動専務に、パーソナリティーの多田しげおと山内彩加アナウンサーが電話でお話を伺いました。

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日本最小級の温泉

そのお湯は旅館の入口の横にあり、「指の湯」と称したサービスを行っています。

大小を合わせた岩が組まれたスポットの真ん中に水路が通っていて、そこにお湯が流れているのですが、深さは手首ほどありますので、指先だけではなく、すべての関節を浸けることもできそうです。

「日本最小級の温泉」であり、ウェルカムドリンクならぬ、ウエルカム温泉といったところです。

石動さん「足湯はやはり靴を脱いだり靴下を脱いだりと大変ですが、私どもはちょうど通りすがりに面しているものですから、簡単に指先だけでも浸けていただこうということで、お作りしました」

この「指の湯」ですが、旅館の玄関の中ではなく、国道57号線に面した外にあって、旅館の宿泊客だけではなく、そこを通る観光客も利用できるようになっています。

石動さん「地獄めぐりなどにいらっしゃる方は、私どもの前をお通りになりますので、一番の中心街です」

誰でも目的地に行く途中や散策で、ちょっと温泉に浸かってみようという体験ができるということですね。

源泉かけ流しの貴重な温泉

しかも、単にお湯を溜めているというわけではなく、なんと源泉かけ流し。
指だけしか浸かることができないにもかかわらず、贅沢なつくりとなっています。

石動さん「雲仙の地区は非常に規制が厳しくて、国立公園第1号のひとつですので、ボーリング等もいろいろ規制されていまして、非常に貴重な源泉なんです。せめて本物を触っていただこうということで、お出ししています」

もちろん、指の湯だけではなく、旅館の中にある温泉も源泉かけ流し。日本温泉協会の審査でも満点の評価を得ています。

また、「指の湯」は小さい温泉ではありますが、扱いは普通の温泉と同じだそうです。

多田「湯船や温泉を作る時にいろいろと許可を得ないといけないそうですが、この指湯も許可を得ている温泉のひとつなんですか?」

石動さん「保健所の方がちょっと笑いながら来られたんですが、『一応「湯」と付いてるので、1回限りだから許可をお取りになったらどうですか?』ということで、許可をお取りしたんです。おそらく足湯が増えてきたので、そういった形になったと思います」

多田「温度はどれぐらいなんですか?」

石動さん「源泉がだいたい55度前後ですから、その一番末端で40度前後ということになります」

そして、最後に石動さんは「みなさま、パソコンや携帯で指先がお疲れでしょうから、ぜひ指先でも」とお勧めしました。
(岡本)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2019年09月26日07時42分~抜粋

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