多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

川と川が立体交差する珍しい場所が新潟にあった!

9月19日放送『多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N』では、川どうしが立体交差しているという、日本でも非常に珍しい場所について取り上げました。

道路の交差や線路が高架で交差しているのを見かけることはありますが、水が流れる川がいったいどうやって交差しているのでしょうか。

新潟地域振興局地域整備部副部長の青木さんに、パーソナリティーの多田しげお山内彩加アナウンサーが、電話でお話を伺いました。

立体交差する川は新潟にあった

その川は県庁所在地である新潟市の西区にあり、川幅が75mという大きな川である新川の上を、西川という小さな川が立体交差して流れています。

青木さんは西川について、「鋼製の水路橋でそこをまたいで流れていて、幅が4m」と説明しました。

新潟県を流れる川といえば、日本最長の信濃川。その信濃川をベースにして、新潟県ではさまざまな川が多いのでしょうか。

多田「新潟県に入ってくると、信濃川が網の目のように広がっていったりまとまったりして、最終的に日本海に注いでるんですが、むちゃくちゃ簡単に言いますと、網の目のように広がった結果、川と川の立体交差ができてしまったということなんですか?」

青木さん「西川は信濃川の支流の河川で、上流で信濃川から分派しまして、燕市の大河津という所で分かれているんですけど、新潟平野の西側を北に向かって流れていまして、交差している西区の所を通って、また信濃川に合流するというふうな川なんです」

西川はこの場所だけで人工的に作った川というわけではなく、意外と長い川のようです。

合流させずに交差させた理由

ここで疑問に思うのは、2つの川を合流させずに、なぜ川と川を立体交差させたのかということです。

青木さん「もともとはここの地域は大小の潟が多く存在する、広大な低湿地だったんです。地盤が低く、雨が続きますと、西川より低い耕作地に水が集まりまして、貯まって、また排水できない状態が昔は続いていたんですね。

こういった状況を打開するために、江戸時代中期、西川の下に水路トンネルを埋め込んで、直接溜まった水を日本海へ排水するという人工河川の新川を拝借することを考えたんですね。新しく作った川なので、"新川"(という名前)です」

なんとこの立体交差は江戸時代にまでさかのぼる上に、大きい方の新川が実はあとから作られたというのは驚きです。

新潟の新しい観光スポット

水路橋は遠くから見ると鉄橋に見えるため、川の上を電車が走るのかなと思ってよく見ると、水が流れているというのは面白い光景です。

ただ、この川の立体交差、まだ全国的にあまり知られていないように思われますが、観光客は来ているのでしょうか。

青木さん「最近"インフラツーリズム"というのもありまして、昨年は東京の方の学生さんが訪れて、『土木学会誌』という機関紙にも取り上げてもらいました。"珍しいですけど、知ってる人は知ってる"という感じの所ですね」

インフラツーリズムとは、公共施設そのものや、公共団体が行ったインフラ整備に関するものを見て回るという観光のことです。

最後に多田は「新潟県も観光スポットとしてPRして、たくさんお客さんに来てもらったらどうですか?」と勧めて、青木さんも「すごく珍しいので、ぜひ百聞は一見に如かずということで」と答えられました。
(岡本)
 
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2019年09月19日07時41分~抜粋

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