夏休みの自由研究にいかが?虹が七色に見える理由

多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N / ライフ・ヘルスケア

夏休みも終わりかけ、こどもたちの宿題に追われているご家庭も多いのではないでしょうか。

そこで8月27日の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』では、夏休みの自由研究の題材にどうですか?ということで「虹」を取り上げました。

いったい虹とはどういう現象でしょうか?
パーソナリティーの多田しげおが名古屋市博物館の小林修二さんに伺いました。

虹とは?

まず、虹はどういう現象でしょうか?

小林さん「太陽を背にして、反対側を見る。空気中の中にある水滴の中に、太陽の光が入り、光が水滴の中で屈折、反射することによって虹の帯が見えます」

空気中に水滴がたくさんあることが大きな条件です。

そして太陽を背にした状況で、太陽の光が後ろ側から前の方にいく。そこに水滴があって、その水滴に太陽の光が反射して人間の目に入ってくる。それが虹として見えます。

七色に分かれるわけ

太陽の光は、いろんな光がミックスされていて、結果、人の目には無色として見えます。
実はその内訳は赤や青など七色あって、水滴に光が入っていって反射する時に水の玉の表面で屈折をします。

小林さん「光が曲げられる時に色によって曲げられ方が違います。そうすると赤い色から紫の色まで色が分かれて見えます。
厳密に言うと、太陽を背にして、だいたい40度くらいの角度の円弧を描きます。

赤い光は42度の大きさの円弧。青・紫はだいたい40度くらいの円弧になります。
ですから、虹の内側は青・紫、外側は赤となります」

よくプリズムを通して光を壁に当てると、そこに七色の模様が見える、あれと同じことが水滴の中でも行われているのです。

虹を見るには

では、虹はどんな条件の時によく見られるのでしょう。

太陽の位置が低いときの方が虹はよく見られるそうです。ですから朝方、夕方に虹は出現しやすい。

しかし、もっと大事な条件があるようです。

小林さん「虹が見やすいのは、水滴の方の条件で決まることが多いです。
きれいな丸い粒の水滴の方が光をうまく曲げられる。特に夕立の後が見やすかったりします。

季節的には、夕立という観点で見ると夏がきれいな虹を見やすいと思います。
ただ、水滴さえあればどの季節でも見えます」

月の虹

虹にもいろいろな種類があります。
二重の虹、まん丸の虹、直線的な虹もあります。条件が重なればこういう虹も現れます。
それ以外に珍しいものでは、夜も虹が出ることがあるそうです。

小林さん「月の光でも虹は見えます。条件が整わないと無理ですが、月の光は太陽の光が反射して輝いています。明るい月、満月の日の夜、月が低いところにいて、ちょうどその反対に雨粒があったりすると、月の虹(ムーンボウ)が見えることもあります。これは貴重です」

ムーンボウ、めったに見られないそうですがロマンチックですね。見れた人は幸運でしょう。

虹を見るコツ

よく虹を見るコツはあるのでしょうか?

小林さん「どういった条件でどういうものが見えるかを知っていると結構出会える確率は高くなります。

夕立があると、ふっと外に出てみると『見えてたねー』ということがあります」

夕立があったら外に出て、太陽を背にしてみると、『あ、虹が!』となるかもしれません。

実際に作ってみる!

虹を見る方法にはおたよりが寄せられ、番組の最後に紹介されました。

「お日様が低くなった夕方、太陽を背にして、庭の水まきをしましょう。ほぼ必ず虹が見られますよ。
自由研究の最後に『自分でも虹を作ってみる』というレポートをすると完璧ではないでしょうか」(Aさん)

理論を勉強してから、実際に作ってみる。いい自由研究になりそうです。
(みず)
 
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2019年08月27日07時21分~抜粋

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