つらいお盆明けの仕事。昼食後に眠気に打ち克つ方法は?

多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N / ライフ・ヘルスケア

お盆休みも終わり、また仕事が始まります。
午前中はなんとかやる気を出しても、ツライのが昼食の後。ひたすら眠い!いつの間にかまぶた同士がくっついて、なんて人はいませんか?

そこで今回は特別企画として、RadiChubuのアーカイブから、お盆明けの仕事を乗り切る記事を再掲します。
『多田しげおの気分爽快!!朝からP・O・N』では、永遠のテーマ「昼食の後に『眠くなる』のはナゼ?」に迫りました。

胃腸に血が集まる説は間違い?

パーソナリティの多田しげおは「私はご飯食べて18分後に眠くなる」と断言。

「胃腸の方に血がどーっといくので、脳にまわらないから眠くなると、ずっと思っていた」

実は、私もそう思っていました。

「でも、夜ごはん、朝ごはんの後にはあまり眠くならないですよね」と、いいところに気がついた多田。

朝と夜は大丈夫なのに、なぜ昼に限って眠くなるのでしょうか。
雨晴クリニックの副医院長、坪田聡先生に伺いました。

レプチンという満腹ホルモン

昔はご飯を食べると、血液が胃腸に集まって脳に送られる血液が減って眠たくなると言われていましたが、今はあまり関係ないのではと考えられています。
研究によると、お腹がいっぱいになっても脳に送られる血液の量は減らないそうです。

お昼ご飯の後に眠くなるのは、主に二つの原因があるようです。

ひとつはご飯を食べるとお腹が膨れ、脂肪細胞からレプチンというホルモンが出ます。
「満腹ホルモン」と呼ばれているもので、これがお腹いっぱいになったというサインを脳に伝えます。
すると脳が「休みなさい」という指令を出すため、眠たくなるということです。

体内時計により午後2~4時は眠い

しかし、これでは、朝・夜ごはんの後はあまり眠くならない、の説明にはなりません。
実はもうひとつ、眠くなる理由があり、むしろこちらがメインではと言われています。

人間には「体内時計」と呼ばれるものが備わっており、眠気のリズムがあるのです。
眠気は午前2~4時が一番強く、午前中眠気が減って、午後2~4時に眠気の小さなピークが来ます。
またそのあと眠気は減ってきます。お昼ご飯を食べても食べなくても、午後の2~4時は眠くなるものなのです。

昼食後の眠気は二つの理由が重なって起こっていたんですね。

お昼ごはんは軽めに

眠くなるのをなんとか防ぎたい時は、こんな方法を試してください。

まずレプチンをたくさん出さないためには、満腹にならないこと。
レプチンの時間を考えると、早めに食べておきましょう。早く食べると午後の時間帯にはレプチンの作用が減ります。逆に遅めにしてもいいです。

周期自体は完璧になくすことはできないので、レプチンを少なくするという考えです。

多田は「周期はなんとかならないの?」と物足らなさそう。

昼ごはんのあと15分の昼寝

海外では「シエスタ」といってお昼の睡眠が習慣となっている国もあります。

本当は2~4時のピークの時に寝られればいいのですが、日本では現実的に難しいと語る坪田先生、こんな昼休みの時間の使い方を提案しました。

昼休みが1時間あるとして、前半で昼ごはんを食べて、その後カフェインをとってから10~20分の昼寝をします。
カフェインの効果が出始めるのは摂取後30分くらいなので、すっきり目覚めて、午後の仕事に取り掛かれるというわけです。

夜の睡眠は大丈夫ですか?

この提案に多田は「コーヒー飲んで、カフェインの効き目が出る頃にぱっと起きる。でも、もうちょっと寝てたいなー」とゴネますが、そもそも眠気に耐えられない方は、夜の睡眠に問題があるかもしれません。

多田「無呼吸症候群などで、夜の睡眠不足があって、昼、眠くなるというのは、まったく違う問題ですね」

休み明けで体内時計が元に戻らない方も多いでしょうが、まずは夜にしっかり眠るよう心がけてください。
(みず)
 
『多田しげおの気分爽快!!』2017年8月22日放送分から採録
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