「日本一高い山は?」と聞かれると迷わず「富士山!」と答えるところですが、では「日本一低い山は?」と聞かれたら答えられますか?
『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』では1週間に渡って秋田県を取り上げていますが、8月8日の放送では、秋田県にある日本一低い山を紹介しました。
日本一低い山の高さが3.776メートルという冗談みたいな話。
日本一低い山はなぜできた?
秋田県にある八郎潟はかつてかつて日本で2番目に大きな湖でしたが、それを干拓してできた大潟村という所があります。
その大潟村にある山は日本一低いと言われており、その名も「大潟富士」。
高さは3.776メートルと、本家を思い起こさせる高さですが、いったいどんな山なのでしょうか。
大潟村産業建設課産業振興班の和田さんに、パーソナリティーの多田しげおと山内彩加アナウンサーが電話でお話を伺いました。
先程紹介したように、大潟村は埋め立てでできた村。ということは、大潟富士は人工の山ということになるのですが、なぜ日本一低い山を作ったのでしょうか。
和田さんは「もともとは秋田県測量設計業協会の創立20周年の記念事業で、埋め立てでできた村で海より低いので、標高が0メートルになる山を作ったらどうかという提案をいただいたのがきっかけです」と説明しました。
標高とは平均海面からの高さのことを指しますので、それより低い所に地面があるので、山の高さは約4メートル、でも山頂の標高はゼロということになります。
その大潟村にある山は日本一低いと言われており、その名も「大潟富士」。
高さは3.776メートルと、本家を思い起こさせる高さですが、いったいどんな山なのでしょうか。
大潟村産業建設課産業振興班の和田さんに、パーソナリティーの多田しげおと山内彩加アナウンサーが電話でお話を伺いました。
先程紹介したように、大潟村は埋め立てでできた村。ということは、大潟富士は人工の山ということになるのですが、なぜ日本一低い山を作ったのでしょうか。
和田さんは「もともとは秋田県測量設計業協会の創立20周年の記念事業で、埋め立てでできた村で海より低いので、標高が0メートルになる山を作ったらどうかという提案をいただいたのがきっかけです」と説明しました。
標高とは平均海面からの高さのことを指しますので、それより低い所に地面があるので、山の高さは約4メートル、でも山頂の標高はゼロということになります。
山頂からの景色は?
その大潟富士ですが、平成7年(1995年)6月3日、測量の日に完成しました。
高さが4メートルといっても、きちんと階段による登山道があり(その段数は23段ほど)、わずか20秒ほどで山頂にたどり着くことができますので、山登りはつらそうと尻込みしている方にもピッタリです。(途中でキャンプなどはできませんが…。)
山頂には芝生で覆われた緑もありますが、山頂からの眺めはどんなものなのでしょうか。
和田さん「山頂からは広大な農地と、まっすぐに伸びる排水路が見えます。周りにあまり高い建物もないので、結構見渡せます」
たった4メートルと思いがちですが、地上(!?)からの景色とは違うようです。
この景色は干拓地ならではのものですが、どんな景色なのかは、実際に現地でご覧ください。
高さが4メートルといっても、きちんと階段による登山道があり(その段数は23段ほど)、わずか20秒ほどで山頂にたどり着くことができますので、山登りはつらそうと尻込みしている方にもピッタリです。(途中でキャンプなどはできませんが…。)
山頂には芝生で覆われた緑もありますが、山頂からの眺めはどんなものなのでしょうか。
和田さん「山頂からは広大な農地と、まっすぐに伸びる排水路が見えます。周りにあまり高い建物もないので、結構見渡せます」
たった4メートルと思いがちですが、地上(!?)からの景色とは違うようです。
この景色は干拓地ならではのものですが、どんな景色なのかは、実際に現地でご覧ください。
日本一低い山の称号に待った!
この時点で、日本の地理に詳しい方なら、疑問に思われたかもしれません。
それは、「日本一低い山といえば、宮城県の日和山や大阪府の天保山ではないか?」ということ。
関西では、天保山に行くと希望者に有料で登山証明書が発行されることでも知られています。
実は大潟富士の建設時に、大潟村は国土地理院に申請をしましたが、当時は山に厳密な定義がなかったものの、安易に人工物を山とは認めることができないという理由で却下されてしまったそうです。
和田さんは、「今は地元の人に日本一低い山と定着してますので、それで十分かと考えております」と語りました。
現在、登山者は年間1,000人ほどということで、多田からは「もうちょっと増やさないかんね」とツッコミが入りましたが、それこそ年間3,776人ぐらいは来てもらいたいところですね。
(岡本)
それは、「日本一低い山といえば、宮城県の日和山や大阪府の天保山ではないか?」ということ。
関西では、天保山に行くと希望者に有料で登山証明書が発行されることでも知られています。
実は大潟富士の建設時に、大潟村は国土地理院に申請をしましたが、当時は山に厳密な定義がなかったものの、安易に人工物を山とは認めることができないという理由で却下されてしまったそうです。
和田さんは、「今は地元の人に日本一低い山と定着してますので、それで十分かと考えております」と語りました。
現在、登山者は年間1,000人ほどということで、多田からは「もうちょっと増やさないかんね」とツッコミが入りましたが、それこそ年間3,776人ぐらいは来てもらいたいところですね。
(岡本)
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