日本から島が消失!領海狭まりEEZ(排他的経済水域)にも影響!?

多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N / ニュース

日本のEEZ(排他的経済水域)が少し小さくなるという事態が起きているのをご存知でしょうか?
北海道猿払村の沖合500mの無人島・エサンベ鼻北小島がとうとう海の底に沈んでしまったからです。

8月6日の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』では、この「排他的経済水域」についてCBC論説室長の北辻利寿が解説します。

島が沈んだ!

エサンベ鼻北小島は、1987年(昭和62年)の段階では海面から1.4mの高さがあり立派な日本の領土でした。

正式発表はまだですが、去年の10月頃に地元住民から「姿が見えない」との通報があり、小樽の第一管区海上本部が5月に調べましたが、どうやら海面下に沈んだようです。

つまり、エサンベ鼻北小島はもう島ではなくなり、日本の領土ではなくなったということです。

このことにより領土の起点がこの島ではなく陸地まで下がって、領海、EEZが狭くなる大変な事態なのです。
 

EEZとは?

この「EEZ」とはExclusive Economic Zoneの略で、「排他的経済水域」と訳されます。

まず、日本領土があり領海があり、EEZがあります。その関係を伺いました。

北辻「自分の家に例えると、領土は家屋で、庭が領海と思ってください。それが12海里と言われています。公海はちょっと先にある野球グランドとか。
自分の家屋、庭と、その間に道路があります。これがEEZです。そこにあるみかんや柿の木は、その家のものです」

多田「領土があり、領土から12海里が領海、その向こう側がEEZですね」

北辻「EEZは200海里までです。EEZでは、その国がまずそこを開発していい。現実的にいうと自国優先で漁業をしたり、石油などを掘っていい。

ただ、他の国もそこを通ったり、飛行機で上を飛んだり、パイプラインをひいたりはできます」
 

日本のEEZは世界6位

多田「日本のEEZは広いんですよね」

北辻「日本の領土は378,000平方kmで世界で61位。EEZを入れた面積は447万平方kmで世界6位です。
それをいかに守るかは大事です。
エサンベ鼻北小島がもしなくなったとなると、沖合500mですから、その分狭まるわけです。

水域をいかに守るか、いろいろ南の方でもやっています。
沖ノ鳥島は東京の南およそ1,740km。台湾より緯度は南です。
この島があることによって、日本の国土とほぼ同じだけのEEZが確保されているという非常に大事な島です」

多田「波に洗われてどんどん削れていくから、コンクリートでまわりを固めて波に洗われないようにしているとか」

北辻さん「住所もあって東京都小笠原村です。市外局番もあります。04998…無人島なので、いっさい使っていない。いかに大事な地点かがわかります。

ただし、中国は認めていない。これはサンゴ礁だと言っています。国際的な問題の主張のやり合いがあります」

今後の影響が気になるところです。
(みず)
 
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2019年08月06日07時23分~抜粋

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