鉄道模型製作・収集家として世界的に著名な原信太郎さんのコレクションから、選りすぐりの模型を展示しているのが、神奈川県横浜市にある原鉄道模型博物館。
7月24日の『多田しげおの気分爽快!!』では、鉄道マニアでもある多田しげおが、この博物館について広報の蓮岡悠介さんに尋ねました。
個人コレクション
「ここは鉄道ファンの方、あるいは鉄道模型ファンにとっては有名なところ。聖地のようなところです。そのうちの一人が私なんですが。私、三度ほど行ったことがあります。私から説明させて頂きますと…」
多田しげお、率先して説明を始めます。
この博物館は原信太郎さんという個人が制作した模型コレクションを展示しています。
原さんは会社に勤める傍ら、趣味で鉄道模型を製作してきました。本物の約30分の1の模型は、実際の車両を精巧に再現しています。
原さんは約6,000点の鉄道模型を作り、そのうちの一部、約1,500点がこの博物館に収蔵展示してあります。後は原さんのお家にあるそうで、それも気になるところです。博物館では展示、走行もさせています。
ここからは広報の蓮岡さんに聞きました。
多田しげお、率先して説明を始めます。
この博物館は原信太郎さんという個人が制作した模型コレクションを展示しています。
原さんは会社に勤める傍ら、趣味で鉄道模型を製作してきました。本物の約30分の1の模型は、実際の車両を精巧に再現しています。
原さんは約6,000点の鉄道模型を作り、そのうちの一部、約1,500点がこの博物館に収蔵展示してあります。後は原さんのお家にあるそうで、それも気になるところです。博物館では展示、走行もさせています。
ここからは広報の蓮岡さんに聞きました。
走ってナンボ
「通常の模型は車輪などの素材までは同じではないですが、ここの模型は車輪もレールも実車同様、鉄で作られております。ので、車輪が鉄でできているとかレールが鉄で出来ていたりとか。一番こだわってるものが足回り。台車の辺りですね」
鉄道の車両は人を乗せる長方形の箱が、車輪がついている台車の上に載っている構造になっています。
台車には、走行の安定性や乗り心地を向上させるために「揺れ枕構造」というものが用いられています。これは走行中に遠心力がかかった時に軽減する仕組みです。
この構造を模型にも取り入れています。外から見ただけではわからない部分にもこだわっているというわけです。
「原信太郎の真髄としましては、模型は走ってナンボというのがございます。ただ展示して止めておくだけではなくて、走った時にこそ真価が問われると、その走行自体を実車の構造と同じように作ったという点が、彼の一番特筆すべきところですね」
鉄道の車両は人を乗せる長方形の箱が、車輪がついている台車の上に載っている構造になっています。
台車には、走行の安定性や乗り心地を向上させるために「揺れ枕構造」というものが用いられています。これは走行中に遠心力がかかった時に軽減する仕組みです。
この構造を模型にも取り入れています。外から見ただけではわからない部分にもこだわっているというわけです。
「原信太郎の真髄としましては、模型は走ってナンボというのがございます。ただ展示して止めておくだけではなくて、走った時にこそ真価が問われると、その走行自体を実車の構造と同じように作ったという点が、彼の一番特筆すべきところですね」
走行音が違う
こだわりの模型を走らせているのが横約30メートル、奥行き約10メートルの巨大な鉄道ジオラマ。
「車輪も実車と同様に鉄。レールも鉄ですから、私も行って、おおおおっと思ったんですけど、走ってる時の音が普通の模型とは全然違いますよね」と言う多田に、「枕木のところでカタン、コトン、とリアルな走行音を体感していただくことが可能です」
この「リアルな走行音」について語る多田。
多田「普通、模型がジオラマを走っている音を聞きますと、シャーって音なんですけども、ここはガタンガタン、ガタンガタンと走って来るんですよね。あれ凄いわ」
ガタンガタンの部分を妙にリアルに再現するところは、さすがマニアです。
この博物館の模型の縮尺は大きく大迫力。模型の縮尺にはZゲージ、Nゲージ、Oゲージなど縮尺の規格が様々です。
一般的に展示されているジオラマは87分の1の縮尺のHOゲージだそうです。
しかしこの博物館で展示されているのはHOゲージの2つ上のサイズの1番ゲージ。
実車の約30分の1のサイズの鉄道ジオラマで非常に大きなものです。さらに模型を運転できる体験コーナーもあります。
「車輪も実車と同様に鉄。レールも鉄ですから、私も行って、おおおおっと思ったんですけど、走ってる時の音が普通の模型とは全然違いますよね」と言う多田に、「枕木のところでカタン、コトン、とリアルな走行音を体感していただくことが可能です」
この「リアルな走行音」について語る多田。
多田「普通、模型がジオラマを走っている音を聞きますと、シャーって音なんですけども、ここはガタンガタン、ガタンガタンと走って来るんですよね。あれ凄いわ」
ガタンガタンの部分を妙にリアルに再現するところは、さすがマニアです。
この博物館の模型の縮尺は大きく大迫力。模型の縮尺にはZゲージ、Nゲージ、Oゲージなど縮尺の規格が様々です。
一般的に展示されているジオラマは87分の1の縮尺のHOゲージだそうです。
しかしこの博物館で展示されているのはHOゲージの2つ上のサイズの1番ゲージ。
実車の約30分の1のサイズの鉄道ジオラマで非常に大きなものです。さらに模型を運転できる体験コーナーもあります。
気分はもう運転士
「『動鉄実習』という名前で当館でさせていただいてるんです。実際に、横須賀線等で使われていた運転席（マスコン）を持ってきまして、それと鉄道模型をリンクさせています。そのマスコンでジオラマ内を走る鉄道模型を運転できるという体験プログラムです」
さらに、その鉄道模型の先頭車両にカメラが付いています。駅や町も精巧に作られているので、運転席の前のモニターを見ながらの運転は運転士気分が味わえます。
「ジオラマの中の外から見てると分からない部分も、運転することによって、駅の中とか人の姿とか表情とかを運転席から見ることが可能です」
自信満々に説明する蓮岡さんに、多田も思わずアシスト。
多田「これ、ファンの方以外は、それがどうしたんだ？ということかもしれませんけども、鉄道ファン、鉄道模型ファンにとってみれば本当にレベルの高い博物館なんです」
最後に「原信太郎が生きた時代というのが、鉄道が発展する時代でしたので、その発展の歴史を、鉄道の模型を通じながら学んでいただくことが可能です」と語る蓮岡悠介さんでした。
何やらすごそうな原鉄道模型博物館。鉄道ファンでなくともぜひ訪れてみたいものです。
（尾関）
さらに、その鉄道模型の先頭車両にカメラが付いています。駅や町も精巧に作られているので、運転席の前のモニターを見ながらの運転は運転士気分が味わえます。
「ジオラマの中の外から見てると分からない部分も、運転することによって、駅の中とか人の姿とか表情とかを運転席から見ることが可能です」
自信満々に説明する蓮岡さんに、多田も思わずアシスト。
多田「これ、ファンの方以外は、それがどうしたんだ？ということかもしれませんけども、鉄道ファン、鉄道模型ファンにとってみれば本当にレベルの高い博物館なんです」
最後に「原信太郎が生きた時代というのが、鉄道が発展する時代でしたので、その発展の歴史を、鉄道の模型を通じながら学んでいただくことが可能です」と語る蓮岡悠介さんでした。
何やらすごそうな原鉄道模型博物館。鉄道ファンでなくともぜひ訪れてみたいものです。
（尾関）
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