多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

虫歯じゃないのに歯が痛い。それは非歯原性歯痛かも

虫歯でもないのに歯が痛くなった、という経験はありませんか?
こうした現象を、歯科医の世界では「非歯原性歯痛」と言うそうです。

7月3日『多田しげおの気分爽快‼︎』では、この現象について日本大学松戸歯学部歯学科教授、小宮山道先生に聞きました。

非歯原性歯痛の原因は?

小宮山「仕事でパソコンなど見ながら、弱くずっと歯を合わせてしまって、異常な緊張が続いてしまうとか。急激なものであれば固いものをずっと噛み続けるとかです。フランスパンとかするめとかビーフジャーキーとか、ああいう繊維質で固いものですね」

固いものをずっと食べ続けると、筋肉自体が本当に痛くなることもあれば、筋肉が痛いことに気がつかずに、歯が痛いと感じてしまうこともあるそうです。

パーソナリティの多田しげおも「こどもの頃スルメばかり食べていて、咀嚼筋が疲れて歯が痛くなりました」と自身の経験を語ります。
 

無意識に噛みしめているかも

パソコンを見ながら無意識に歯を噛みしめているのは典型的なタイプ。
パソコン以外には、テレビを見ている時、本読んでいる時など、無意識に歯を食いしばってしまうという人が案外多いそうです。

「かくいう私も、時々、あ、噛みしめてたわ、と思うことあります」と多田。
そういう時、どうすればいいのか歯医者に聞いたことがあるそうで…。

「唇を上下くっつけながら、歯はくっつけないようにする」と言いながら、その状態でハミングみたいな音を出す多田。
しばらくそうやってるうちに慣れてきて、無意識に噛み締めることはなくなったそうです。

無意識で噛みしめたり、あるいは、スルメを噛みしめたりすると咀嚼筋が疲れてしまいます。
咀嚼筋が疲れると、なぜ「歯が痛い」と感じてしまうのでしょうか?
 

原因は混線

小宮山「筋肉の痛みの発現が長く続くことで、神経の元のところで、歯からの信号と間違えてしまうんです」

「筋肉が疲れてますよ」という信号が、「歯が痛いですよ」という信号のそばを通っているので、脳が歯が痛いんだと勘違いしてしまうわけです。

歯痛の原因が噛みしめる筋肉の疲れであれば、それを解消すればいいのですが、時には大きな病気が発生してる場合もあるそうです。

小宮山「痛いと感じている歯には何の問題もなくて、MRIとかCTを撮ってみると咽頭の方にがんがあった場合もあります」

がんが別の神経を圧迫していて痛みを作り出していたわけです。また、上顎洞という鼻の方に腫瘍ができていたということも。
 

虫歯でなければ専門医へ

歯科医に行って虫歯ではないとわかった時点で、どうするべきでしょうか?

小宮山「歯医者さんから紹介してもらって、地域の口腔外科とか大きな病院の口腔外科とかに行ってください。顔面、頭の中まで含めた画像を撮って頂いて、何かおかしなものがないかを確認していただく作業が必要かもしれませんね」

非歯原性歯痛には、がんなどの腫瘍の他に、片頭痛、蓄膿症、うつなどの精神的なものから生じるものもあるようです。
歯医者に行って、歯に問題がないので一安心ではなく、その後、専門の病院で見てもらうことが大事だということです。 
(尾関)
 
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2019年07月03日07時20分~抜粋

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