多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

最近見かけない「9号、11号」の言い方、服のサイズ表現が気になる

多くの女性の方は気づかれているかもしれませんが、最近、服のサイズで9号や11号などとあまり言わなくなったような気がしませんか?

『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』では毎日、パーソナリティーが個人的にちょっと気になることを話していますが、6月18日の放送では、桐生順子が服のサイズに関する最近のトレンドと歴史などについて、あれこれと調べた内容を報告しました。

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号数表記がなくなってきた理由

女性向け洋服のサイズと言えば、昔はよく「9号」や「11号」など、号数で表現していました。一方、男性は昔から基本的にS、M、Lなどという言い方しかありません。

最近は女性もS、M、Lのアルファベット表記が増えてきていますが、今はそれだけではなく、36や40など、見たことがないような数字が増えてきています。

9号の4倍以上の数字だからといって、何もお相撲さんでも着ないような大きなサイズのことを指しているわけではありません。

これはファストファッションの店などで、よく外国製の商品をそのまま売っていることで、各国が独自に決めているサイズがそのまま書かれているタグを目にするようになったためです。

アメリカは「4、6、8、10…」、フランスは「36、38、40…」、スペインは「30、32…」などと、国によってまちまちなのだそうです。てっきり、世界基準があるのだと思っていました。
ここで桐生は、ふと「なぜ、日本の号数は奇数ばかりなんだろう?」と疑問に思い、調べてみました。

これは戦後、日本でデパートなどで既製品を買う文化が広まるようになってきた頃に、服のサイズを共通化した方が良いということになり、偶数の表記が多い外国と差別化を図るために、1952年に制定されたのだそうです。

それから60年以上経った現在、日本で号数の表記がなくなってきたことで、かえってややこしくなってきているようです。

多田「時々『Mですけどここのメーカーは大きいんですわ』って言われたり。メーカーによって結構違うんだったら、こんな表記止めてよって思うんですけど」

同じ11号でも服によって入る入らないといったことはありましたが、数字で細かく設定された共通の物差しがなくなったことで、男女問わず、どのサイズが自分に合っているのかわかりにくくなってきたということはあります。
 

数字でハッキリ出るのは良い?悪い?

数字できっちりサイズを言われるのは嫌という意見があるかもしれませんが、はっきりわかるという点では、昔の号数表記の方が良かった面がありますね。

桐生「女性は号数がすごくありがたくって、おばちゃんとかは『結局これって何号サイズ?』って聞いちゃうんですよね」

多田「ここでよく言うのが『この服太って見える』って。太ってるんですけどね」

桐生「いや、えっ、(ちょっとイラッとしながら)なんですか、それ」

多田「……ということで」

服のサイズの話から思わぬ方向へ話が行ってしまい、世の中の多くの女性を弁護する桐生に対し、少し女性を敵に回した多田でした。
(岡本)
 
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2019年06月18日08時00分~抜粋

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