一家に一台?彦根市民を虜にする謎のゲーム「カロム」とは

多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N / カルチャー

滋賀県彦根市では「カロム」というボードゲームが人気です。

彦根城を中心とした城下町として発達した彦根市ですが、そこで盛んに行われているカロムとはどんなゲームなのでしょうか。

5月28日『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』では、彦根市の日本カロム協会事務局長の安居輝人さんに塩見啓一アナウンサーが尋ねました。

ルールはビリヤードのよう

カロムは、おはじきとビリヤードを組み合わせたようなゲームで、60cm四方の盤の上で各プレイヤーの玉を落としていくゲームです。

ルールはビリヤードにとても似ていて、ビリヤードの原型がカロムだと言われています。

盤の上で、1対1か2対2で対戦します。
カロム盤の上にパックとよばれる赤色と緑色の12個の玉があり、ジャックと呼ばれるひとまわり大きな玉があります。

ストライカーと呼ばれる玉がそれぞれあり、自分の色の玉を四隅のポケットに、ストライカーを指ではじいて落としていきます。

塩見「おはじきみたいですね。コツはありますか」

安居さん「一見簡単そうにみえますが、実は戦略的です。
自分が落とせるなという玉でも、相手にとってはその玉が壁になって邪魔をしている場合があります。状況を見ながら、いかにそれを落とさずに自分が有利になるように攻めていくかという」

塩見「カーリングで、わざとストーンを残してやりにくいようにして、最後自分が投げたら有利になるようにしますが、その感じですね。
結構頭を使うものですね」

安居さん「頭を使った方が有利です」

塩見「1対1も面白いでしょうけど、2対2も面白そうですね」
 

一家に一台カロム!

塩見「私は見たことがないですが、彦根では盛んだそうですね」

安居さん「実はカロムは彦根では一家に一台あると言われているそうです。小さい頃から毎日のように遊んでいるゲームです。

保育園、幼稚園、小学校にも一台くらいあり、学童保育でも遊ばれています。また地域の祭りや親戚が集まったお正月やお盆も遊んだりして、こどもからお年寄りまで平等に楽しんでいます」

塩見「体力がいらないし、自分で考えてやるので、おじいちゃんと孫でするのにちょうどいいですね」
 

彦根市民のカルチャーショック

ところが、カロムは全国では普及してないです。しかし安居さんは「かつては日本中で遊ばれていたゲーム」と言います。

塩見「安井さんはいつごろ、カロムが他のところでやってないと知りましたか?」

安居さん「彦根の人のほとんどは、将棋もオセロもカロムもやっていますので、小さい頃は全国区の遊びと思っています。
彦根を出る大学生の頃に、カロムの話をしても誰も知らず、そのとき初めてカルチャーショックを受けます。

長浜とか滋賀県の一部ではやられています。大津も若干…」

盛んな地域の範囲については「微妙ですね~」と塩見。
 

意外なところで作られていた!

では、なぜ彦根にカロムが残ったのでしょうか。

安居さん「諸説ありますが、ひとつ有力なのが、このカロムは仏壇屋さんで作られています。
彦根の地場産業が仏壇屋さんです。

作る技術が彦根にあって、カロムを供給できたから定着したという説があります」

塩見「仏壇は作るのは難しいですが、カロムも難しいですか?」

安居さん「僕の持っているのはおじいちゃんの手作りです。
手作りでもできますが、なかなか難しいです。仏壇は釘をあまり使わない技術があります。カロムもあまり使ってないです」

購入するには、日本カロム協会に電話をすれば通信販売をしています。もちろん、彦根市内ではおもちゃ屋さんで買えます。
機会があればぜひチャレンジしましょう。
(みず)
 
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2019年05月28日07時41分~抜粋

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