毎週火曜日の『多田しげおの気分爽快!!朝からP・O・N』「暮らしに鉄分」では、
料理研究家の関富子先生が淡口醤油を使ったレシピを、毎月1品ずつ紹介します。
教えを受けるのは、アシスタントの桐生順子。5月7日のレシピは「ニラ煎餅」です。
ニラを使った煎餅!?
多田「ニラで煎餅ですか?」
桐生「いわゆる、ニラを使ったチヂミのようなお料理です。薄く薄く焼いていったニラのチヂミですね」
ニラって炒め物にしても、鍋に入れても、一度にたくさんは食べられないですよね。
そこで、今が旬のニラを混ぜた「ニラ煎餅」作ってみませんか?
おかずにもおつまみにもなるお料理です。関富子先生に教えてもらいました。
決め手はジャガイモ!
まず、ニラは一束用意して、3cm~4cmの長さに切ります。
あとは、お好み焼きの材料があれば、それを用意します。
例えば、干し海老とか、切りイカとか、青のり粉とかで大丈夫です。
関先生「ただ一つ、ここで用意して頂きたいのが、『ジャガイモ』です!」
桐生「ジャガイモを用意するんですか?」
関先生「ジャガイモの皮を剥いて、すりおろして、軽く絞ったジャガイモを入れることで、食感がウーンとアップするんですよ」
ジャガイモの準備が出来たら、薄力粉、片栗粉、卵と一緒に混ぜ合わせます。
この時、淡口醤油も一緒に入れます。この淡口醤油がいい隠し味になるんだそうです。
硬さを見ながら、お水も適宜加えて混ぜていきます。目安は大さじ2杯くらいです。
続いて、切ったニラ、干し海老、切りイカ、青のり粉を入れて、さらに混ぜていきます。
混ぜ合わせたら、フライパンにごま油をひいて、フライパンで焼きます。
この時、ちょっと焼けたなと思ったら、早めにひっくり返した方がいいそうです。
そうすると、生地が均等にいきわたるそうですよ。
食べる時は、何もつけなくても大丈夫ですが、淡口醤油と水を同量で混ぜ合わせて、付けダレを用意してもいいですよ。好みで七味唐辛子を入れて下さい。
桐生「ニラのすごくいい香りがします。色合いもいいですね。頂きます!」
一口パクっと食べると、「おいしい~!」。
ニラのシャキシャキ感がまだ生きているんです。
そして、ジャガイモも、効果を発揮しているようです。
桐生「生地がしっとりしてます。ジャガイモすごい!」
さらに、淡口醤油のほんのりした味が活きているから、何にも付けなくても大丈夫なんですね!
多田「おいしそうですね」
桐生「ジャガイモ入れると、モチモチしていて、粉っぽさもなくなるんです。入れると、入れないとでは、全然食感が違ってきますよ」
多田「ジャガイモ入れるのは、ひと手間ですが、このひと手間が決めてですね!」
今回、教えて頂いたニラ煎餅、何もつけなくても大丈夫ですが、付けダレもおいしいので、お好みで是非試してみて下さい!
材料
<材料>(4枚分)
・ニラ 1束
・お好み焼き素
干し海老 大さじ4
切りイカ 大さじ2
青のり粉 大さじ1/3
・ジャガイモ 1/2個
・薄力粉 1/2カップ(50g)
・片栗粉 大さじ2
・卵(Mサイズ) 1個
・淡口醤油 大さじ1
・水 大さじ2位
・ごま油
(ふで)