ストレートな読み方ではない当て字のような名前、キラキラネームのこどもが増えてきていますが、ここ最近になって、新たな問題が増えてきているようです。
『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』では、山内彩加CBCアナウンサーが、そんなキラキラネームについて取り上げました。
名前は簡単には変えられない
例えば「光」という名前。
普通なら「ひかる」や「ひかり」と読むところですが、じつは「シャイン」だったり、「主将」と書いて「キャプテン」と読む場合もあるそうです。
先生が名簿を見た時に読み方がわからなかったり、病院などでどう呼んだら良いのか困るといったことがありますが、困るのは何も周りの人だけではありません。
キラキラネームは2000年頃から増えたと言われており、成長して成人になりつつこどもが増えています。
自分の名前は自分では決められず、生まれた時に親など他の人が付けるため、キラキラネームの付いたこどもが大きくなった時、生活上困ったり、自我が芽生えて名前を変えたいと思うケースがあるそうです。
しかし、名前はそう簡単には変えられません。
戸籍に影響があるためで、家庭裁判所の許可が必要です。
日本の裁判所の公式サイトによりますと、名前を変更するには正当な事由が必要とあります。
正当な事由とは、「名の変更をしないとその人の社会生活において支障を来す場合」とありますので、単にかっこいい名前に変えたいから、信仰上の目的といった理由などでは変えられません。
キラキラネームに悩む子供に朗報
そんな中で、ある若い方がツイッターで、比較的簡単な手続きで名前が変更できたとつぶやいたことが話題となっています。
この方の本名は明らかにされていませんので、仮に先程の「光」と書いてシャインくんの場合とします。
実は戸籍は読みがなは登録対象となっていないため、「シャイン」から「ひかる」へと、ふりがなだけを変えることは難しくないのだそうです。
もし、キラキラネームに悩んでいて、読み方を変えたいという場合は、役所に行って「住民票ふりがな修正申出書」をもらって名前を書くだけで、10分程度(窓口の込み具合にもよりますが)で手続きは完了するそうです。
ただ、漢字自体を変えたいとなると、先程あったように裁判所で手続きをしたり、15歳以上でなければならないなど、さまざまな制約があります。
山内アナの名前に隠された意味?
こどもが嫌がる一方で、名前自体には親などが込めた思いが反映されています。
山内アナも「ただ、こうしたキラキラネームが最近は多いので、親御さんと話し合って変えるのが一番良いと思いますけど、もし自分で親御さんと話し合う環境でもなかったら、自分で考えて変えるのも一つの手かなと思います」とまとめました。
ちなみに、山内アナの名前は彩りに加えると書いて「あやか」ですが、自ら「朝PONに彩りを加えられるような存在になるように」とアピール。
それに対して、多田は他のコーナー「そうだったんだ〇〇県」のタイトルにひっかけて、「そうだったんだ、山内……」とあっさり流していました。
(岡本)
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2019年01月24日08時00分~抜粋