高山市の会社が紙製ストローを開発。その基になった技術は意外にも…

多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N / ニュース

1月16日『多田しげおの気分爽快‼︎』で取り上げたのは、紙製のストローを取り上げました。

プラスチック製のストローは海洋汚染の原因になると、世界的に使用中止になってきています。

そこで登場したのが紙製ストロー。
学生時代に多田しげおが使っていた紙製とはレベルの違うストローだそうです。

昔とはレベルが違う

「私たちの若い頃には紙製のストローが普通でした。やがて、それがプラスチックに変わって今に至るんですけども、その頃の紙製のストローに比べると圧倒的に品質レベルが高くなっています」と語る、多田しげお69歳。

今回、紙製ストローの開発と量産化に成功したのは、高山市にある平和メディクという会社です。
直径6ミリ・長さ21センチで、見た目は普通のストローと変わりません。

「昔の紙製のストローとは全く違って押さえると結構硬い。しっかりしてます」と実際に触ってみた多田の感想です。
 

くるくる巻いて

話を伺ったのは平和メディクの常務 中川信彦さん。
このストローはどうやって作るんでしょうか?

中川さん「紙を1.5センチ。15ミリ幅ぐらいの細い紙を準備しまして、金属の棒にスパイラル状、斜めにぐるぐるっと巻いていく方法なんです。

もう一つの特徴は3層になっているんです。15ミリぐらいのものをくるくると巻きまして、その上にもう1回巻いて、最後にもう一回巻くという3層で巻かれております」

これはラップの紙芯と同じ構造なんだそうです。

中川さん「細いものにくるくる巻いてですね、どんどんどんどん前の方へ進めて出来上がったものをカットする、基本的にはこういう構造になってます」

1.5センチ幅の紙は少しずつ重なってスパイラル状に巻かれています。その部分で接着することで飲み物が漏れてこないようになっているそうです。
 

綿棒の技術を応用

実はこの平和メディク、1965年(昭和40年)創業の、国内で初めて綿棒を作った会社です。

中川さん「綿棒の紙の棒を自社で製造しているものですから、その関係でキャンディの棒をずいぶん前から製造しておりました。それを多少、応用したということになります」

綿棒の棒の部分を作る技術が生かされて、今回この紙製のストローの開発に至ったそうです。
 

耐久性も十分

「昔あった紙製のストローは水に弱い。すぐフニャフニャになっちゃう。
私の学生の頃は喫茶店で友達同士で何時間もしょうもない話をしていると、知らん間にそのストローがグチャグチャになったもんです」と振り返る多田。

「もちろん何か注文してますわ。レモンスカッシュ。当時、レスカなんて言ってましたけどね」と付け加えます。

平和メディクが開発した紙製ストローは、3~4時間の使用に耐えられるそうです。
4時間も喫茶店でしゃべったら、そろそろ帰りなさいと注意される時間。学生のおしゃべりにも耐え得るストローです。
 

環境を考えて

プラスチックの代わりに登場した今回の紙製のストローですが、問題点は価格です。
1本1、2円というプラスチック製に比べ、この紙製のストローの値段は…。

中川さん「価格は一本6円ぐらいと、プラスチックのストローより相当高くなっています。企業さんの、多少高くても環境に配慮するという考え方や意識が、今後こういうものを使っていただく要素になってくるんだろうと思います」

多田「紙のストローを使う企業、あるいは消費者。レモンスカッシュを飲む人ですよ。当然、価格はレモンスカッシュに上乗せされるんでしょうが、環境破壊のことを考えたら、それぐらいは良しという気持ちにならないといけないんでしょうね」

これからどんどん大量生産されるともう少しは安くなるそうですが、まずは使う側の意識の変化が必要のようです。
(尾関)
 
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2019年01月16日07時24分~抜粋

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