寒暖差アレルギーにはマスクが効果的!

多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N / ライフ・ヘルスケア

年が明けて以降、東海地方はいい天気が続いていますが、気温は低い状況です。
こういった時、気温の変化でいろいろなアレルギーに似た症状が出ます。これを「寒暖差アレルギー」といいます。

1月7日放送『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』では、大阪医科大学附属病院総合診療科の鈴木富雄先生に伺いました。聞き手は多田しげおです。

症状と原因

―寒暖差アレルギーの主な症状にはどのようなものがありますか。

くしゃみ、鼻水、咳、こういった鼻のアレルギーを中心としたもの、身体がだるい、体調が悪いも含まれます。

―原因は何でしょうか。

医学的にもまだわかってない部分もありますが、「血管運動性鼻炎」という名前がついています。

普通のアレルギーは花粉、食べ物などに対しての身体の免疫反応です。寒暖差アレルギーは鼻の粘膜に自律神経の感受性が高い、外の気温を感じるレセプターがありますが、その反応がうまくできないことで起こると言われています。

―温度差が大きくなった時にうまく感受できない?

たとえば、暖かいところから急に寒いところに出るとか、逆に寒いところから暖かいところに入る、こういった急速な温度の違いを鼻粘膜の自律神経を感じるところがうまく感じられないということです。

―それがなぜ、くしゃみにつながるのですか。

鼻粘膜の血管が収縮したり拡張したり、こういったことで体調を調節したり、鼻粘膜を調整するのですが、それがうまくいかない。炎症細胞がそこに集まってきて、咳、くしゃみ、鼻水になります。
 

マスクが効果的!

―これはちゃんと対応した方がいいですか。

人によって出やすさが違います。出やすい人は強い症状が出て、日常生活のさまたげになります。

例えば、暑いところから寒いところへ入った時に鼻がぐしゅぐしゅするとか咳が出る人はマスクをするといいです。
あるいは少し喉をうるおすとか。

そういった形で呼吸器系を気温の変化に対応させることが大事です。

また、睡眠不足、疲労も自律神経の調節に関係しますので、体調を良くしておくのも大切です。

―マスクをすると鼻の中に入ってくる空気の温度を自分の体温にあわせる、つまり寒暖差が小さくなるということですね。

そうです。もうひとつは乾燥、湿気も関係しますので、できるだけ外気と触れ合わないようにするのもマスクの重要なところです。
 

女性は敏感?

―寒暖差アレルギーには、年齢や性別などの傾向はありますか。

自律神経の調節は一般に女性の方が敏感で、体調の変化が起こりやすいと言われています。

―外出時はマスクをすることを心掛けた方がいいのですね。

冬期は乾燥しますし、中が暖房で暖かかったり、外が非常に冷たかったり、環境の変化が大きいので注意する必要があります。
 

睡眠不足は大敵

―病院は何科に行けばいいですか。

難しいですが、寒暖差アレルギーは医者の中でも、認識している人とそうでない人があるので、耳鼻科あるいは総合診療科のように身体全体を診られるところとか、そういった病態に詳しい先生でないと適切な指導は難しいかもしれませんね。

―これは新しい病気ですか。

昔からありましたが、現代社会の中での環境要因がだいぶ変わっていますので、自律神経系の働きも昔とは違ってみなさん敏感になっていて、それも関係しているかもしれません。

―そういうタイプの人は外に出るときマスクをしましょうということですね。

他に、体調を整えるのも大事です。

―先生はよくおっしゃいますが「睡眠不足は大敵」ということですね。
(みず)
 
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2019年01月07日07時22分~抜粋

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