多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

天ぷらの衣。卵の代わりにマヨネーズを加えるとどうなる?

世の中に数多く存在する、知られざる検定。
その中から、面白い検定やニッチな検定にスポットを当てて紹介するコーナーが「順子の検定」です。

11月13日放送の『多田しげおの気分爽快!!朝からP・O・N』では、「調味料検定」を取り上げました。

「調味料検定」とはその名の通り、毎日の生活に欠かせない調味料への知識を問う検定。
主催する「調味料検定実行委員会」の平井さんにお話を伺いました。

[この番組の画像一覧を見る]

調味料マニア

平井さんによると、「調味料検定」とは調味料の使い方を学んで、調味料の達人になってもらうための検定とのこと。

調味料についてのどんなことが学べて、どんな人が受けているのでしょうか。

「調味料の特徴を学んでいただいて、料理の腕が上がる使いこなし方とか、意外な活用方法が学べる、日々の生活に役立てられる、お得感のある検定なんですね。

調味料マニアの男性が、実はいらっしゃって。
調味料ってスーパーに並んでいると、いろいろなパッケージがあって面白いと思うんですけれども。
ああいうのに魅かれて調味料を集めている人がいるみたいなんです。

そういう方が、マニアならではの知識を試したいとか、調味料の背景というか歴史を知りたいっていう気持ちで受けていらっしゃる検定になってます」(平井さん)

受験者の7割は主婦やOLなどの女性であるものの、残りの3割は調味料マニアの男性。

普段何気なく使っている調味料も、特徴や合う食材を知ることで、今よりももっとおいしい料理になるということです。
 

塩の原材料?

この「調味料検定」は初級と中上級の2種類。

初級に合格すると「調味料通」、中上級に合格すると「調味料名人」になることができます。

それでは早速、実際の検定問題にチャレンジしてみましょう。
まずは調味料通になれる初級問題から。答えは4択です。

問1「世界中で生産されている塩。塩の大半を占める原材料は次のうちどれでしょうか?」

1.海水
2.火山灰
3.植物
4.岩塩

「日本はね、ほとんど海水から作ってますけども。全世界的には山に塩が出てるんだ、ボコっと。岩塩、圧倒的に岩塩が多いんでしょ、世界では」

多田しげおがこう語るように、答えは4番の「岩塩」。

世界で生産されているうち最も多いのは、塩全体の約60%を占める岩塩。
ついで約25%を占める海水、そして塩湖と続きます。

多いように思われがちな海水ですが、1リットルからなんと30グラムの塩しか取れず、効率が悪いとのこと。
 

マヨネーズの意外な使い方

続いても初級の問題。

問2「てんぷらの衣に、卵の代わりにマヨネーズを使うとどうなるでしょうか?」

すかさず「マヨネーズ味になる」と答えた多田ですが、もちろん答えは違います。

1.ボリュームが出る
2.カラッと揚がる
3.甘味が増す
4.香りが増す

「全くわからんけどね。並んでるあれから行くとね、消去法でいったら、カラッと揚がるかな」

根拠はなくなんとなく、という多田ですが、見事正解!

卵に比べて水分が少なく、油分を含んでいるマヨネーズ。

衣の温度が高くなりやすくなることで衣の中の水分が蒸発しやすくなり、カラッと揚がるというわけです。

さらに、小麦粉に水分を加えるとグルテンという粘り気の成分が出てきますが、マヨネーズの油はこのグルテンを作ることを邪魔してくれるので、サックサクの衣ができるというわけです。

家でホットケーキにマヨネーズを混ぜているという桐生。
やはり同じようにふんわりサクッと仕上がるそうです。

このように調味料の成分や性質を知ることで、料理の裏ワザとしても役立ちます。

料理の腕が上がって毎日の幸せ度が増すかもしれない、「調味料検定」でした。
(minto)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
この記事をで聴く

2018年11月13日08時29分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報