広島に、カープファン聖地のホテルが。

多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N / スポーツ

9月26日、プロ野球の広島東洋カープが3年連続9度目のセ・リーグ優勝を果たしました。
そこで10月4日放送の『多田しげおの気分爽快!!朝からP・O・N』では、その優勝を決めたマツダスタジアムのすぐ目の前にある「広島インテリジェントホテル」を取り上げました。

ここはカープファンにとって、絶対泊まりたい"聖地"とも言えるような、カープ一色に染まったホテルだそうです。

カープファンに特化した部屋

広島インテリジェントホテルは、広島駅周辺に「グランド」「アネックス」「スタジアム前」の3館があり、今回紹介するのはマツダスタジアムまで徒歩2分と最も近く、本館にあたる「スタジアム前」です。

広島インテリジェントホテルの総支配人・重野久光さんに詳しいお話を電話で伺いました。

このホテル、特に2部屋がカープ色の非常に強いものになっているそうでして。どんな内装なんでしょうか?

重野さん「まず1つは『カープツイン×レジェンド』と言いまして。歴代の名高い、例えば引退されました黒田博樹投手、前田智徳選手、また(メジャーに行った)前田健太投手などの写真やサイン入りユニフォームを展示しておりまして」

他にも、新聞の号外記事や旧広島市民球場での最後の試合の記念写真なども展示されていて、カープの歴史が感じられるような、ファンにとってはたまらない部屋になっているんだそう。
まるでカープのプチ博物館ですね。

重野さん「もう1つが『カープツイン×スタジアム』と言ってですね。こちらはかなり徹底的でちょっとコアな感じなんですが、まず床のカーペットが芝生を意識した配色。そして天井は青空。で、壁紙がマツダスタジアムのグラウンド・スタンドの写真を立体的に貼っておりまして。部屋に入ると本当にスタジアムに居るような感覚になることができます」

他球団ファンも利用

すごい部屋ですね。しかしそんな内装だと、落ち着いて寝られそうにない気がしますが・・・。

重野さん「そうですね。まあ、カープファンの方は試合後もずっと球場の雰囲気を感じていたいそうでして。特に勝った時は『ずっと試合の話で盛り上がりたい!今日は寝ないぞ!』という感じなので、ピッタリではないかと」

この部屋の特徴として他にも、掛け布団と枕には球団マスコットの「カープ坊や」「スラィリー」のデザインが施されており、寝床に入ると自分がそのキャラクターになったような感じに見えるので、インスタ映え間違い無しなんだとか。現に、女性やこどものお客さんが写真をアップするのが流行りになっているようですよ。

当然、この2つの部屋は大人気。ならば部屋数を増やすのを考えるところでしょうが、あまり増やしてもカープファン以外のお客さんが泊まりづらいかもということで、そこは検討中だということです。
確かに、ビジターチームの応援に来たファンもいますし、そもそも野球目当てではなく仕事や観光で利用する宿泊客もいますからね。

ただ、これまでに中日ファンや他球団ファンの客もそれらの部屋に泊まったことがあり、「部屋を替えてくれ!」などとクレームを入れることなく大体みんな笑っていたそうです。
「野球ファンの方は皆さん心が広いから、クレームは全くないですね」と重野さんは感謝するばかりです。

新郎新婦が売り子に!?

ホテルと言えば、宿泊だけではありません。広島インテリジェントホテルは結婚披露宴の会場としても、カープファンに大人気だといいます。その独特の演出とは?

重野さん「例えば、普通っぽいのは、スラィリーのぬいぐるみやジェット風船があったり、招待客を最初にお迎えするウェルカムボードがスコアボードのデザインになってたり。これらはもちろん当たり前のことで」

十分特徴的ですが、これは基本中の基本ということですね。

重野さん「新郎新婦様のウェディングケーキカットの時に、BGMがカープの応援歌で、みんなで合唱して。結婚式なのかカープのファン感謝祭なのかよくわからない状態になったりだとか」

あと、式場側が用意した演出ではなく、挙式するお客さん側からの希望で、こんな変わった演出もあったんだそう。

重野さん「新郎新婦がカープのユニフォームを着て、キャンドルサービスの代わりに、生ビールサーバーを背負って、ビールの売り子の雰囲気を醸し出して各テーブルにビールを注いで回るという。これは場内大爆笑で、私も実際に見て大笑いしました」

カープが取り持つ縁で結ばれたというカップルが多いらしく、自然とそんな流れに話が進んでいくんだとか。

カープを学ぶ授業

重野さんによると、広島の小学校では「カープを学ぶ授業」があるんだそうです。6ページほどの教材用冊子もあり、カープの歴史などをこどもの時に学ぶということです。
カープは他の球団と違って唯一の市民球団だということが、如実に表れていますね。

球団経営が傾いた時も、市民や県民が自主的に樽を設置して募金活動を行い(樽募金)、球団を救った経緯もあります。単なるファンではなく、みんなカープと一心同体なんだということがよくわかる、広島インテリジェントホテルのエピソードなのでした。
(岡戸孝宏)
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2018年10月04日07時39分~抜粋

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