多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

あなたは正解できるか?真のカラアゲニストになれる「唐揚検定」

10/2放送の「多田しげおの気分爽快!!朝からP・O・N」では、桐生順子による「順子の検定」のコーナーがスタート。

これは、世の中にある様々な○○検定を取り上げ、毎週1つずつ紹介していくコーナーです。

仕事や就職に役立つものから、そうでないものまで。
特に後者について重点的に深堀りしてお伝えしていきたいと抱負を述べる桐生。

記念すべき第1回目となる今回、取り上げたのは"唐揚げのスペシャリスト"を認定する「唐揚検定」。

唐揚げ愛が試されるというこの「唐揚検定」について、日本唐揚協会の八木宏一郎さんにお話を伺いました。

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合格者10万人超!

「唐揚げ好きを"カラアゲニスト"と呼ぶんですが、それを正式に日本唐揚協会として認定する試験が唐揚検定です」

八木さんによると、唐揚げが好きな人は誰もがすでに"カラアゲニスト"。
それを、唐揚協会から正式に認定してもらうための検定が「唐揚検定」というわけです。

試験はインターネット上で行われていて無料、誰でも受験可能。
合格率はおよそ7割。
受験者は男性が65%と、やや多めとのこと。

「唐揚げって奧が深いので、唐揚と向き合うきっかけがこの検定試験であってほしいと、そういう思いでやっておりますので。2009年からインターネットで試験を開始しまして、以来合格者が10万人を超えております。

唐揚げ好きを表現する時に、"自称"唐揚げ好きになってしまうので、これを全国団体が認定する唐揚げ好きにした方が、唐揚げの話がしやすいというか、話題になりやすいと思いまして、それで試験を作りました」

カラアゲニストが唐揚げについてウンチクを述べる時に、いわゆる一般の素人と検定試験に合格している人では、唐揚げに対する向き合い方が違うので、説得力が違うと力説する八木さん。

唐揚げの知識と愛の深さを試す

多田「すごいな、唐揚げの素人。向き合い方が違うぞ!」
桐生「熱いでしょ」

知識だけではなく、唐揚げへの愛の深さを試す試験でもあるというこの「唐揚検定」。

受験者に男性が多い理由は、男性の方が居酒屋などで「ここのお店がいい、味付けはどうだ、この部位がいい」など、唐揚げについて語りたがる人が多いからという背景があるんだそう。

試験内容は調理法、全国各地の唐揚げの知識、マナーについての出題。

結構難しいため、見事合格して「日本唐揚協会認定のカラアゲニスト」となると、唐揚げを語る説得力が違ってくるとのことです。

出題される全11問の中から、今回は八木さんに2問紹介していただきます。
いずれも3択問題です。

唐揚のお皿は「公共の場」

まずは、唐揚を食べる時のマナーについての問題から。

問1「唐揚げを食べる際のレモンの扱いで、正しいものを選びなさい」

A 皆が食べやすいように全体にかかるように絞りまぶす
B レモンをかけるゾーンとかけないゾーンをつくりそちらにのみかける
C レモンはかけずに各自が取り皿に絞り使用する

巷でたびたび議論になる、唐揚げレモン問題。

桐生「『ちょっとレモン絞っていいですかぁ?』」
多田「聞かへんそんな。聞きもせずに全体ワーッとかける、そんな女の子いますわ」

問1の答えは「C」。

八木さんによる解説です。

「まず、料理人・シェフが作った唐揚を、一口目は敬意を表してそのまま食べていただきたいっていうのが1つ。

次が、レモンをかけたくない方ももちろんいらっしゃるので、自分の陣地にまず唐揚げを取り寄せて、そこで楽しみましょうというのが、マナーだと考えています」

作った方にも唐揚げにも、敬意を評してこそ真のカラアゲニスト。
唐揚げのお皿は、皆が箸を伸ばすいわば「公共の場」。
そこに勝手にに色々かけては周りに迷惑がかかるので、ひと声かけるなどのマナーが必要だと言います。

残すようでは合格できません!

続いて2問目。同じくマナーに関する問題です。

問2「マナーとして、最後の1個の扱いで正しいものを選びなさい」

A 思い切ってすばやく自分の皿へ唐揚げを移す
B 唐揚げを半分に割って、半分を皿に残し、半分を食す
C 手を出さない

桐生からのヒントは、「思いやりと気遣いと配慮と敬意。それがどこに向くか」。

問2の答えは「A」。
これに「ええ?」と驚いた様子の多田。

八木さんの解説です。

「唐揚げのことを考えると、やっぱり最高のコンディションで食べて欲しいはずなんです。ですから、1個残ってる状態ってそもそも時間が結構経ってるはずなので、早めに食べて次にいってほしいです」

唐揚げはベストコンディションのうちにおいしくいただくべき。
「残すようでは唐揚検定では合格できません!」と語気を強める桐生。

ちなみに、「C」の「手を出さない」を選んだ方へ。
唐揚協会の見解では「周りに遠慮して食べないくらいなら、潔くもう1皿注文してください」とのことです。

唐揚げを愛する、"自称"カラアゲニストの皆さん。
唐揚検定を受験して、日本唐揚協会"認定"カラアゲニストへのステップアップを目指してみてはいかがでしょうか。
(minto)
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2018年10月02日08時35分~抜粋

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