5人に1人がそば打ち名人?人工湖の街・幌加内町

多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N / レジャー

自然の湖で日本で最も面積が広いのは琵琶湖ですが、ダムを作って水をせき止めた人造湖で最も面積が広いのが、北海道幌加内町にある朱鞠内湖(しゅまりないこ)です。
面積は2373ヘクタールで、東京ドームで例えると約507個分だそうです。

8月22日『多田しげおの気分爽快‼︎』では、NPO法人シュマリナイ湖ワールドセンターの黒田綾子さんにお話を伺いました。

日本一の人造湖

北海道のど真ん中の旭川から北へ車で約一時間半ほど行った大自然の中に朱鞠内湖はあります。
昭和18年(1943年)に雨竜第一ダムの完成でできた湖です。面積だけでなく、総貯水容量も戦後に佐久間ダムができるまでは日本一でした。

「黒部ダムの黒部湖なんか真ん丸の感じなんですけども、この朱鞠内湖はめちゃくちゃ入り組んだ湖で、さらにその湖岸の写真を見ますと自然の湖みたいですね」と多田。

「こちらにお越しになったお客様でも、聞くまで人造湖と分からなかったとおっしゃる方が多いです」と黒田さん。

黒部湖は大きな黒部ダムという人工物があるから人の作った湖だと分かりますが、朱鞠内湖はダムが見える場所にないので、人造湖とわからず、綺麗な自然の湖に見えます。

「自然に囲まれてますし、できたのも昭和18年なので、そこからだいぶ時間が経って自然に溶け込んで、自然の湖となんら変わりがないように見えます」

「ちょっと北欧の湖という雰囲気ですね」と言う多田に、「白樺が立ち並んでますので、そういった雰囲気が他の湖にはない景観だとはよく言われます」と黒田さん。

幻の魚イトウが釣れる

「朱鞠内湖はアングラーの聖地と言われていて、 あの幻の魚のイトウが釣れる湖なんです。今年も一番大きいので1メートル14センチの魚が釣れています」

イトウは淡水にすむサケ科の魚。体調は1メートルを超え、日本最大の淡水魚として知られています。現在は絶滅危惧種のレッドリストに認定されて幻の魚と呼ばれています。

絶滅危惧種のイトウ釣りには厳しいルールがあります。「針には返しがないものを使わないといけないとか、夏場は必ずリリースをしないといけないとか、そういった細かいルールを設けてイトウを保護しながら利用しています」

「そういった中でイトウを釣れるってことは、本格的な釣りファンにとってみれば絶対ここに行って釣ってみたいという湖なんですね」と言う多田に、「本州からは春シーズンと秋シーズン、1年に2回お越しの方が多いです」春秋に一週間ほどの休みを取って毎年くる人も結構いるんだとか。

朱鞠内湖でも養殖をしていますが、イトウはまだまだ幻の魚です。ルールは必ず守りましょう。

朱鞠内湖はキャンプも最高

朱鞠内湖は自然の地形を生かしたキャンプサイトになっています。
よくある区画されたオートサイトではなく、自由に車を乗り入れて、その横にテントを張ることができるスタイルなんだそうです。

「なかなか本州では珍しいそうで、こちらにキャンプしに来られる本州の方も多いです。長い方だと、今年は1ヶ月半いらっしゃった方もいます」

8月22日現在のキャンプの状況を尋ねると、「昨日から雨の予報だったので、昨日入ったお客様が少なくて、貸切状態で楽しめてる感じです」ということでした。

お盆の時は150組以上。それでもまだ入れるぐらい広いキャンプサイトだそうです。まさに大自然。

「ぜひ一度、本物を見ていただきたいです」

道内ではそばも有名

幌加内町は3つの日本一を持っているそうです。
まずは朱鞠内湖の人造湖としての面積の広さ。次に、マイナス41.2度という最寒の記録。3つ目は、そばの作付面積だそうです。

そばといえば信州のイメージが強いですが、幌加内町には特産の幌加内そばがあり、北海道では有名だとか。

「私も大好きです。周りはみんなそば打ち名人なので、美味しいそばが回ってきます。5人に1人はたぶん、そばを打ってると思います」

イトウにキャンプにそば。幌加内町興味深い街です。
「いいとこですね」と言う多田しげおに、「本当に自然が好きな方にはぴったりの場所かなと思います」と言う黒田綾子さんでした。
(尾関)
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2018年08月22日07時43分~抜粋

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