連日熱戦のアジア大会、オリンピックにはない競技にも要注目!

多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N / スポーツ

8月18日、インドネシアのジャカルタで第18回アジア大会開会式が行われ、選手たちの熱い戦いが繰り広げられています。

2年後に控えた東京オリンピックのアジアにおける前哨戦とも言われる今大会ですが、オリンピックとはいろいろなところが違っています。

17日の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』では、アジア大会評論家として(?)CBCの宮部和裕アナウンサーが解説しました。

2026年は愛知県と名古屋市で開催

第1回アジア大会は1951年、インドのニューデリーで行われ、第2回以降はオリンピックとオリンピックの中間の年に行われています。

日本では1958年に東京、94年に広島、そして2026年の第20回記念大会が、愛知県と名古屋市で開催されることが決定しています。

アジア大会はオリンピックより種目数が多いのが特徴です。
2020年の東京オリンピックは33競技339種目の予定ですが、今回のアジア大会は42競技465種目。45の国と地域、1万人の参加者という大きな規模で行われます。

多田「オリンピックより競技の数が多いのは、アジア独自のいろんな競技も採用されているということですね」

独自の競技としては、カバディ、セパタクローが有名ですね。

期待の水泳

メジャーな競技で日本が期待されているのは、何と言っても水泳。
特に18歳の池江璃花子選手は、今回の大会最大の8種目に参戦し、バタフライ、クロール、リレーと、どれもメダルの有力候補です。

また100mの背泳ぎに出場予定の地元中京大学4年生、小西杏奈選手が注目されています。背泳ぎと言えば、ロンドンオリンピックで銅メダルを獲得した寺川綾さんが有名ですが、身長172cmの寺川さんに対し、小西杏奈さんは158cmと小柄です。

注目ポイントは小西選手のスタート地点。
背泳は、スタート台に身体をかがめてブリッジに手をかけてぴょんと後ろにいきますが、そのときの足の裏は普通、水面くらいにあります。小西選手だけは足を水面より上に出し、そのまま高い位置から水面にサブマリンのように入っていきます。メダル有力候補です。

バトミントンは大量メダルか?

多田「バトミントンが最近すごいですね」
宮部「桃田選手が復帰したり、女子のペアも大変有力です」

メダルラッシュが一番有力視される競技ですが、開催国であるインドネシアもバトミントンでは強豪として知られています。
ジャカルタでは夜、みんなが外でバトミントンをやっていて、国技というくらいほど人気の競技です。ひょっとしたら難敵になるかもしれません。

宮部アナは「あとは陸上100mで夢の9秒台で決着か」というのも見どころとして挙げました。

カバディ、カバディ…

前述のように、アジア大会ではオリンピックと異なる競技が行われます。
カバディ、セパタクロー、スカッシュ、ソフトテニス、パラグライダー、太極拳、ボウリング、ジェットスキー、ブリッジ(トランプ)、eスポーツなど。

中でもルールが独特なのはカバディです。
インド、パキスタン、バングラデシュなど南アジア諸国の発祥で、声をかけながら獣をとらえるという、紀元前からある遊戯性が高いハントからきています。

2チームが7人ずつに分かれ、攻撃と守備は交代制。攻撃の時はチームのひとり(レイダー)が相手コートに入り、捕まらないように相手の身体に触れに行き、自陣に戻ります。触れた人数分が得点となります。

面白いのは、レイダーがずっと「カバディ、カバディ」と言い続けなくてはならないルール。「カバディ」は呪文のようなものだそうです。
日本の男子も2010年の広州大会で銅メダルを獲得しています。

アクロバティックなセパタクロー

そしてもうひとつの注目競技はセパタクロー。

「"足のバレーボール"としておなじみです。コートはバドミントンと同じ広さ、ネットの高さも同じです。"セパ"はマレー語で蹴る、"タクロー"はタイ語でボールです」

使うボールはバレーより少し小さく、円周で41cmのプラスチック製です。
バレーボールのように3回で相手コートに返します。ネットが高いのでほとんどがジャンピングしてのオーバーヘッドキックとなり、スピーディーでアクロバティックです。

日本代表は前回大会でダブル(2人チーム)で銅メダルを獲得しました。3人チームもあり、今大会の活躍に期待できます。

話題のeスポーツ

多田「eスポーツも話題ですよね」
宮部「eはエレクトロニクス、電子スポーツの略で、コンピューターゲームによる対戦競技が今回アジア大会の公開競技。次回からは正式競技に決まっています。
東京オリンピックの次のパリオリンピックでも正式に議論がされているそうです」

まだまだ日本ではスポーツは身体を使って運動することと思われがちですが、広く考えると、一定のルールのもとで競技するものは全てスポーツです。
ブリッジ(トランプゲーム)も頭脳スポーツということで立派な競技で、それが電子的な形になったのがeスポーツです。プロのライセンスがあります。

宮部「今回eスポーツは6種目あります。サッカーのウイニングイレブン、格闘技、カードゲームのeスポーツもあります。格闘技はメイドインジャパンのゲームが多いので日本が有力です」

打倒・中国!

多田「全体では中国が強そう?」
宮部「前回は韓国・仁川でのアジア大会でした。中国が一番で、メダルの数では日本の3倍の数を誇ります。中国、韓国、そこに日本がどれだけ躍進できるかです」

多田「次の次は愛知、名古屋です。さらには2年後の東京オリンピックのためにもいい大会であって欲しいですね」

19日には愛知県の大村知事と名古屋市の河村市長がアジア・オリンピック評議会OCAの総会に出席し、開催都市契約を締結しました。
開催期間も2026年9月19日から10月4日までと決まり、中京エリアの人にとってますます近いものとなったアジア大会。今大会も要注目です。
(みず)
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2018年08月17日08時15分~抜粋

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