カラオケが歌えて、刺繍ができて、シールが作れる名古屋の博物館

多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N / カルチャー

『多田しげおの気分爽快!!朝からP・O・N』では、毎週金曜日に「由香の小骨」と題し、CBCの加藤由香アナウンサーが気になる話題を紹介しています。

6/29は、「カラオケが歌えて、刺繍ができて、ラベルテープ(シール)が作れる博物館」の話題を取り上げました。
この3点に関連する企業は何でしょうか?

なぜカラオケが?

この博物館の名は「ブラザーミュージアム」。
名古屋市瑞穂区に本社を置く、ブラザー工業株式会社が運営する展示施設です。

ブラザーと言えば「ミシン」というイメージが強いですが、実はそれ以外にも「プリンター」「ファクス」などでも多大な実績を持っています。
そして意外なのが「通信カラオケ」。実はこのシステムを最初に開発したのがブラザー工業グループ。1992年に通信カラオケ端末「JOYSOUND」を生み出したのです。

番組アシスタントの山内彩加アナウンサーは平成生まれ。加藤アナが昔話を聞かせます。

「彩加ちゃんはわからないと思うんですが、通信カラオケの前は『レーザーディスク』でした」

そこへ昭和の経験豊富なパーソナリティ・多田しげおが乗ってきます。

多田「その場で再生するんですよね」
加藤アナ「大きなCDみたいなもので」
多田「カラオケ屋さんごとにディスクが何枚もズラーッと揃えてあって。ボタンを押せば自動的に曲を出してくれるんだけど、その間ディスクが移動する様子が見える。それが当たり前だよ?」

生まれる前の話に、山内アナも「へぇー」と驚くのでした。

ラベルライター生みの親

そして、「ラベルプリンター(ラベルライター)」を開発したのは、実はブラザーの社員でした。印刷面にラミネート加工する特許はブラザーが保有しています。
当初は、他社にOEM供給して販売を始め、現在は「ピータッチ」という自社ブランドでラベルライターを国内外で広く販売しています。

ブラザーミュージアムでは、新製品などを紹介している「体験ゾーン」で、これらを体験することができるんだそう。

実際行ってみた加藤アナ。

「外国人のお客さんが博物館内で、よくわからない歌をカラオケで歌っていて(笑)。しかも個室になっていないので、皆さんがいろいろ見ている中で、マイクを持って楽しそうに歌ってらっしゃいましたね」

そんな中で最新機器のミシンで刺繍を体験することもできるなど、ユニークな空間になっているようです。
まさに冒頭にあった通り「カラオケが歌えて、刺繍ができて、シールが作れる博物館」なのです。

ミシンの歴史、ここにあり

他に見応えがあったものとして加藤アナが紹介するのは「ミシンゾーン」。

中に入ると、世界で最初に誕生したミシンの複製や、1800年代に作られた世界の歴史的なミシンが、その時代背景と合わせて展示されているそうです。

加藤アナが語ります。

「1830年辺りに、皆さんが楽になるようにと開発されたミシンが展示されていて。それは、そこで働く人々が『自分たちの仕事をこのミシンが奪ってしまうんじゃないか』ということで、せっかく開発されたのに、みんな壊されてしまった…なんてエピソードが残されているんです。

それから、ペリーが徳川家定に献上したものと同じ形のミシンが展示されていて。土台の部分に細かい細工がしてあったり、見た目もオシャレ。そのミシンを最初に使ったのは、篤姫だと言われてるんですね」

そして、ミシンゾーンの一番奥に行くと、2階まで吹き抜けになっている壁一面に、無数の棚がズラーッと設置され、世界的に古いミシンから、ブラザーが作った歴代のミシンまで展示されているんだとか。
これが相当な見応えだと言う加藤アナ。

「インスタ映えするスポットということで、このたくさんのミシンをバックに写真を撮られる方が多いということですよ」

ブラザーオートバイ?

他にも「ヒストリーゾーン」では、ブラザーのものづくりの歴史を知ることができます。

ブラザーは元々ミシンの修理店から始まっており、その後麦わら帽子を縫うミシンを開発。やがて家庭用ミシンの製造、そしてミシンの輸出も早い段階で始めます。

加藤アナ「そのミシンで培った技術で、こんなにいろんな物を作ることができるのかというくらい、ミシン以外も作っていて」

例えば、タイプライター。そして過去には何とオートバイも作っていました。更には炊飯器、洗濯機などなど。

加藤アナ「ミシンというのが、相当いろいろ細かい技術が必要らしくて。それらを作る人たちが、他の物も作ることができたんですね」

そこからいろいろ絞って、現在の形になっているということです。
そもそもミシンとは英語の「sewing machine(ソーイング・マシン)」の、マシンが変化したものですから、いろんなマシンを作ったのも必然と言えましょう。

懐かしの足踏みミシンを体験

最後に、人気のコーナーを紹介しましょう。

昔懐かしの「足踏みミシン」が体験できるコーナーがあるそうです。しかもゲーム感覚で。

「足踏みの回数が目の前のモニターに表示されて、“まだまだ”みたいな(笑)。結構難しくてねー。体力使います。汗かきました私」

単純に踏めば良いわけではなく、両足で前後にバランスよく踏まなきゃいけないため、相当コツが要ります。

しかし、こどもから大人まで、外国人もハマる方が多いようなので、皆さんもぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
(岡戸孝宏)
ブラザーミュージアム
堀田駅(名鉄名古屋本線・地下鉄)から徒歩2~3分
開館は10時~17時(水曜のみ19時まで)
日曜祝日、年末年始などはお休み

(画像:加藤メカ@katomecha)
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2018年06月29日07時42分~抜粋

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