多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

ネオ名古屋めし夏の新定番となるか?驚きの味噌煮込みうどん

名古屋独自の食文化である「名古屋めし」と言えば、「みそカツ」や「あんかけスパ」など数々ありますが、今やさらに進化した「ネオ名古屋めし」が続々と生まれています。

6月22日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』では、そのネオ名古屋めしの中でも、これからの季節にピッタリという、新しいタイプの味噌煮込みうどんを加藤由香アナウンサーが紹介しました。

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暑い季節に、熱い味噌煮込み!?

味噌煮込みうどんと言えば、ぐつぐつ煮立った鍋が特徴で、夏に汗だくで食べるのはちょっと敬遠してしまう方もいるのはないでしょうか。

名古屋以外の方だと、おでんや寄せ鍋を食べるような感覚のような。
「クーラーの効いたところで熱い物を食べるのが最高!」という方もいるかもしれませんが……。

多田しげおは昭和47年(1972年)CBCを受験するために初めて名古屋に来た日の帰り、エスカ地下街で食べたみそ煮込みうどんの印象が強烈で、みそカツとともに名古屋めしの双璧だと語るほど思い入れがあります。

そんな多田でも、当時はすべての店に冷房があるという状況ではなかったため、夏場に味噌煮込みを食べるのは大変だったと回想しました。

では、どんなところが夏にピッタリなのかというと、実は「冷やし」味噌煮込みうどんなんです。

多田も加藤アナもここで気になるのは、「冷やしてもおいしいのか?」という点。

加藤アナは「普段から行列ができている程の人気店でメニューを出しているということは、おいしいに違いない!」と考え、提供している店で思いきって頼んでみました。

今までの常識を覆す料理

運ばれてきた冷やし味噌煮込みうどんを見て、まずは見た目にビックリ。

一見、普通の味噌煮込みうどんのように見えますが、一番違うのはかち割り氷がいくつも浮かんでおり、土鍋自体も最初から冷えた状態です。

また、普通は生卵を落として時間が経つと固まっていく卵ですが、こちらはゆで卵を乗せています。

加藤アナが食べてみた感想は、「意外と……おいしかった」と、「熱い」イメージが常識で期待値が低かっただけに、「意外と」とどうしても付いてしまいます。

次いで「冷たいおみそ汁?」と感じたそう。「みそ汁が冷たい?」と違和感を覚える方もいるかもしれませんが、宮崎県や山形県などでは冷や汁という郷土料理があります。

多田も「お茶漬けを水で食べるところもあるので、冷たい味噌煮込みがあっても良いじゃないかと」と語りました。

おいしさの秘密は?

また、具材もただ単に冷たいだけではなく、野菜と揚げ、ゆで卵には味がしっかりと染みこんでいます。

さらに肝心の麺も、普通の固いタイプとは違い、のど越しの良いもの。しかも味噌が練り込んであるため、しっかりと味噌の味がします。

多田も「素晴らしい!ただ冷やしただけだったらマズいわ。それだけ考えて工夫して、手間暇をかけて。これは新しい創作料理ですね。
また、さりげなく工夫しているところが大将の心意気ですね」と感心しきりです。

さすがにこれだけの手間をかけているからか、このお店では数量限定で提供しているとのことで、食べるチャンスは少ないかもしれませんが、夏に向けて一気に人気が出そうです。
(岡本)

(画像撮影:加藤メカ @katomecha)
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2018年06月25日07時40分~抜粋

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