多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

大阪府の校則見直し アイパー禁止・げた禁止がようやく削除

4月16日、大阪府は府立学校の校則の見直し状況を公表しました。

大阪府立高校の女子高校生が、生まれつき茶髪なのに校則で黒く染めなさいと指導され、結局、不登校になり、裁判にもなるということがありました。これをきっかけに、府は校則全般を見直そうと指示し、その結果が公になりました。

17日の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・0・N』では、この「校則」について取り上げました。

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「茶髪の禁止」削除も

その見直しの内容を見ると、茶髪に関しては、今までは「茶髪の禁止」だったのを「染色、脱色の禁止」に、という学校がありました。
パーマに関しては、今までは単に「禁止」でしたが「故意にパーマをかけることは禁止」という学校も。

「当たり前のことが、やっと大阪府立の学校では校則として変更されました」

多田自身、くせ毛だそうで、特にパーマの項目は気になるようです。
 
「やがては髪の毛の色なんてどうでもいいじゃないか、染めようがどうしようが、そもそもこういうことに関する記述がなくなるでしょうかね。
好きな人は染めてもいい、それでまわりからどう思われるかはあなたの責任ですよ、ということじゃないかな、と思うんですけど」

多田の「制帽」の思い出

また高校の校則で「時代遅れのため削除」としたものとして挙げられた項目があります。
例えば「制帽の着用」です。
 
多田は個人的に「ほれ、見たことか」と思ったそう。

「なんかうっとうしいし、面倒臭いし、ちょっと尖っていたから、なんでこんなものを被らないといけないのか」と被らなかったこともしばしば。
校門のところに先生が立っていて、「おい、多田!」と頭を小突かれて、授業が始まるまでよく立たされて、内心「なんで立たないかんのや」と思っていたとか。
 
「今や時代遅れのため削除。私は進んでいたんだ」と胸を張る多田に、アシスタントの桐生順子も「50年進んでいましたね」とリアクション。長年の溜飲を下げたようです。

青い目の女子高生?

逆に、実情に合わせて、校則に「カラーコンタクトの禁止」が追加されたところもあります。

桐生「今どきですね~」
 
「確かにカラーコンタクトは医学的にもよくない。これも事情があってカラーコンタクトをつけたいという人もいるでしょうからね。茶髪と同じで一元的に禁止で果していいかどうか」と多田。

「だから、細かいことは放っておいていいんです」と言います。
 
大阪の府立高校の校則がこんな風に変わっていっているという話でした。

マフラー禁止

この話題に続く天気予報に登場した気象協会の橋本さんも、その第一声は校則の話を受けたもの。

「私の学校はマフラーが禁止でした。冬はほんと寒くて死にそうでした」

多田は「人道的な問題だよね」と同情。
今回の見直しで「冬場の防寒着の着用禁止」を削除した学校もあったそうです。
 
今回は他にも「アイパー禁止」「げた禁止」を削除した学校もあったよう。
従来のものを意味も考えず、そのまま継承していただけなのでしょう。時代とともに変えていくべきでしょうね。
(みず)
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2018年04月17日08時07分~抜粋

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