『多田しげおの気分爽快!!』金曜日8時台の天気予報では、気象予報士でもある沢朋宏アナウンサーが登場し、日頃気になる天気のことについてリスナーからの質問に答えています。
3月16日放送では沢アナに対し、降水確率についての質問が寄せられました。
気象予報士は何%の降水確率で傘を持つのか?
降水確率40%以上なら長い傘
「降水確率を見て、傘持っていこうかどうか、いつも迷います。沢さんは降水確率が何%以上のときに傘を持っていきますか」(Aさん)
沢アナは「統計をとったわけではありませんが…」と前置きした上で、多くの気象予報士と話して意見が一致するのは「40%になったら長い傘(しっかりした傘)、30%だったら折り畳み傘を持っていく」と言います。
つまり気象予報士は30%の降水確率で傘の準備をする、ということだそうです。
降水確率は6時間ごとに発表される
ちなみに降水確率は「今日の」とか「明日の」ではなく、「6時間ごと」に区切って発表されるそうです。
放送日の16日の場合は、お昼までの6時間が80%だから、今降ってなくても絶対降ります。
その後正午から夕方6時までが30%、夕方6時以降が0%という予想でした。
この場合、夕方まではいったんやんだと思っても、"止み間"かもしれないという意味を含むため、折り畳み傘は持っていった方がいいでしょう、と語る沢アナ。
「くもり」予報の時の降水確率は?
天気予報が「くもり」と出ていたので傘を持たずに外出し、雨に降られて困ったという経験を持つ人は多いでしょう。
沢アナによれば、今までの気象庁の天気予報の傾向では、曇りマーク1個の場合でも、降水確率の幅は0~30%まであるそう。
だから、マークとともに降水確率もチェックして、できれば予報士のコメントも聞くと、より傘の必要性が正確にわかるのでは、とのことです。
多田「大雑把には、40%だったら長い傘を持っていきましょう」
澤「忘れそうなやつ」
多田「高い傘ほど一発目で忘れるんです」
澤「怖いな~」
確かに俗説で「傘を置き忘れる確率は、傘の値段に比例する」なんて言いますね。
(みず)
関連記事