多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

インスタ映えするプリプリ感!?秋田の新名物「ぶりこんふぃ」

3月7日放送の『多田しげおの気分爽快!!』、「沢朋宏のめっちゃウマ・お取り寄せ」では全国から極上のお取り寄せの一品を紹介していますが、今日は秋田県から「ぶりこんふぃ」。

コンフィはオイル漬けのこと。でも鰤"のオイル漬けではないそう。では、何のオイル漬けでしょうか?アシスタント桐生順子の食レポも楽しみです。
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ブリコのコンフィ

作っているのは三浦米太郎商店というハタハタの加工販売の会社です。三浦さんに伺いました。

─「ぶりこんふぃ」とはどういう食べ物でしょうか。

「ハタハタの卵を"ブリコ"と言います。そのオイル煮です。オイル煮を"コンフィ"と言います。ブリコのコンフィ、それをもじって『ぶりこんふぃ』としました」

この「ぶりこんふぃ」、秋田県特産品開発コンクール「あきた食のチャンピオンシップ2015」でゴールドアワード(金賞;秋田県知事賞)を受賞したことがあるそうです。

ブリブリ感が秀逸

─このブリコは数の子やイクラに比べると、堅さ、歯ごたえが全く違うとか。

「冬の魚で深海魚なので、ハタハタ自体の骨は太いし、皮は堅いです。そのこどもなので、もともとは堅い。生のブリコは歯が通らない感じで、それを煮たり焼いたり温めるとようやく柔らかくなります」

熱を通してもブリブリ感があるということで、ハタハタの卵はブリっとした子、ブリコになったそうです。

食感が楽しい

─しかも熱を加えると変化があるそうですね。

「本当はブリコの卵は黒っぽいです。熱いオイルを入れることによって、オレンジ色に変化します。色合いが非常にいいということで、東京のお客様からインスタ映えする、といった声も聞きました」

─で、味はどうでしょう?

「味そのものは塩味です。一番は食感を楽しむことです。プチプチですね。秋田は酒どころで、お酒のあてとしてそのままで召し上がる方が多いようです」

ピンクがきれいでインスタ映え

現物がスタジオに運ばれてきました。期待値がどんどん上がります。
「ぶりこんふぃ」はオイルで漬け込んだものが瓶詰になっています。皿に乗せると、薄いピンクがかったサンゴのような色。ひとつひとつの卵の直径は1mmもないそうです。

試食してみると…ブチブチとマイクを通して、食感が音で伝わります。

多田「オイルの味と塩味だけで、卵の味はそんなにしないです。これは食感ですね」

コメントいらずの音

~順子の食レポタイム~
「プチプチよりブッチブッチ」

多田「コメントより、その音自体が食レポだね」
桐生「弾けて中から塩気が出てオイルと合わさるととてもおいしいですね。このままより、パスタにあわせるとか、パンに乗っけたりとか、いろんな食べ方ができますね」

地元ではそのまま食べる以外にサラダのトッピング、"いぶりがっこ"と合わせるという食べ方もあるそうです。
なんとも楽しそうなブリブリ音でした。入荷が少なく貴重と聞くと、余計に食べたくなりますね。
(みず)
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2018年03月07日08時35分~抜粋

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