100℃超のおならを噴射する脅威の生命体・ミイデラゴミムシ

多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N / カルチャー

3月1日放送の『多田しげおの気分爽快!!』の「情報サプリメント」ではミイデラゴミムシ"を取り上げました。

ミイデラゴミムシは、カブトムシなどと同じ甲虫の仲間ですが、生態がとんでもないと評判になっています。
この昆虫を研究している神戸大学農学部准教授の杉浦真治さんにお話を伺います。聞き手は多田しげおです。
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おならをする虫

まず"ミイデラゴミムシ"とはどんな虫ですか?

「カブトムシなどの"甲虫"と呼ばれるグループの、ゴミムシという仲間です。1.5cmくらいで色は黄色と黒のとてもカラフルなきれいな昆虫です。形は少し細長く、オサムシやゴミムシの典型的な形です」

このミイデラゴミムシ、身に危険を感じるとある行動をとるのです。

「脚や身体をつかまれると、お尻の先端からプッとおならのような形で化学物質を出します。この現象自体は100年前から知られており、これがおならをしているみたいだということで"ヘッピリムシ""へこきむし"というあだ名がついています」

熱いおなら

そのおならの特徴とは?

「身体の中で2つに分かれたタンクに別の物質が保存されていて、お尻の近くにその物質を反応させる部屋があり、そこで自身の持つ酵素で化学反応を起こして、その時100℃の熱が生じることから、熱いおならが噴射されます」

これにはアシスタントの原田裕見子も「すごい!1.5cmでしょう!?」と驚愕です。

16匹すべてがカエルの胃から生還

カエルが天敵ということですが、もしミイデラゴミムシが飲み込まれると、どうなるんでしょう?

「数十分後、長くて1時間半以上経ってから、ヒキガエルの口からミイデラゴミムシを吐き出しても、ミイデラゴミムシは生きていました。このことから長時間胃の中で耐える能力と、胃の中でおならをしてヒキガエルに嘔吐を引き起こす行動が観察されました。
合計16個体、吐き出されたものを観察しましたが、全て生きていました。その後も元気に活動していたということは消化されなかったと思われます」

消化しづらく、吐き出されやすい

甲虫であることが影響しているのでしょうか?

「基本的にカブトムシやクワガタムシと同じ甲虫で、身体が堅い構造物に覆われているので簡単には消化されなかったのかもしれません。通常の虫は吐き出されることがないので、もっと長時間かけて消化されるものを、ミイデラゴミムシは吐き出させることによって、復活を遂げたのかもしれません」

多田は「そもそも消化されにくい。カエルの胃の中で、これはどういう状況かな、こんなところにおったらいかん、よっしゃー、熱100℃、いけー!」と、ミイデラゴミムシの気持ちになって状況描写し、それに原田は大笑い。原田は特に"熱いおなら"に反応してしまったようです。

最後に、多田は「自然界には不思議なことがあるんですね」と感心しきりでした。

ミイデラゴミムシの素晴らしいおなら噴射の仕組みを研究すると、何か人の役に立つものに応用ができるかもしれませんね。
(みず)
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2018年03月01日07時41分~抜粋

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