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ご飯にも泡盛にも合う!沖縄県最北端の絶品しぐれ煮

全国から極上の品々を紹介する『多田しげおの気分爽快!!』の「沢朋宏のめっちゃウマお取り寄せ」。
2月14日は沢朋宏アナウンサーが沖縄県伊平屋島の「ミーバイとマグロのしぐれ煮」を紹介しました。

伊平屋島は沖縄県内の最北端と言われており、沖縄本島よりも北側にあります。
この島のグルメはどんな味なのでしょう?

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沖縄県最北端の島


「沖縄県の一番北にある島が沖縄本島だと思ってました。その向こうが鹿児島県の与論島。与論島と沖縄本島の間に失礼ながら島があったんですか?」と多田しげお。

緯度でいうと、伊平屋島は鹿児島県の与論島のほぼ隣。与論島より伊平屋島の最北端のほうが北にあります。
「でもそこは鹿児島県に入ってるんじゃなくて沖縄県なんですね」と多田、納得したようです。

伊平屋島は「伊平屋島ムーンライトマラソン」という満月の夜走るマラソン大会が行われる島でもあります。フルマラソンのスタートは午後3時なので、前の晩から飲んで盛り上がり、ゴール後も後夜祭で盛り上がる大会。ただしコースはハードです。

こっちのしぐれ煮と違う?


その伊平屋島から取り寄せたのが「伊平屋島 ミーバイとマグロのしぐれ煮」。

「ミーバイは沖縄に旅行すると、よく向こうでお目にかかる魚の名前ですよね」と多田。

「しぐれ煮」と聞くと、本州で住んでいる我々からすると、お肉とか魚を醤油とかで炊いたようなもの。貝のしぐれ煮とかをイメージしますよね。このしぐれ煮はちょっと違って、ミーバイとマグロを味噌で料理したものなんです。

豚の代わりに魚で


「実はこれ、沖縄で、油味噌とといわれている食べ物の変化球バージョン」と沢アナ。

では油味噌とはどんなものなのか?伊平屋村漁業協同組合の倉田さんにそこから教えてもらいました。

「油味噌と言うのは、酢味噌に砂糖と、豚の端材というか豚の脂身を加えて炒めたもので、ご飯のお供とか、おにぎりの具として沖縄では広く食べられている商品です」

多田は「沖縄でスーパーマーケットやコンビニに入ったら、おにぎりの具材に油味噌とか結構ありますよね。ちびっちびっと食べて、酒のつまみにもなるんだよね。ちょっと濃い味ですけどね」と思い出した様子。

「濃いのはなぜかというと、豚肉の脂があるから。ならば、その豚肉の代わりに魚で作ってみたらどうなるかな?という発想で産まれたのが、この『ミーバイとマグロのしぐれ煮』という商品なんです」という沢の説明に、「そういうことか」と多田です。

ミーバイはハタの仲間


ミーバイ。沖縄へ行かれた方なら耳にしたことがあるかもしれません。白身のお刺身、もしくは鍋料理で出てくることがありますが、そもそもどんな形、サイズの魚なのか、見たことはありますか?

「刺し身ではあるけど…」と言う多田。ミーバイについて倉田さんに聞きました。

「ミーバイは和名で言うとハタの仲間になります。うちで養殖しているのはヤイトハタという種類です。茶色っぽい根魚というか、底にじっとしているような魚ですね。大きくなると1メートル弱ぐらいで60~70キロにはなる魚ですよね。養殖出荷する際には稚魚から2~3年たって、2キロぐらいの大きさで出荷しますね」

わざわざ陸で養殖する理由


「今や沖縄でミーバイは養殖なんですね」と多田。「しかも海の魚を陸上で養殖してるんですって」と沢アナ。

台風が多い沖縄では、せっかく育てたミーバイが、全部、網が破れて逃げてしまうという被害も出ます。それを防ぐために、わざわざ台風の影響が少ない陸上にプールを作って養殖するんです。それが沖縄の養殖のスタイル。

そうやって育てられたミーバイ、そして獲れるマグロ。これらを捌いて湯通しして生姜、味噌、黒糖、ラードでぐつぐつと炊いていきます。味わいはどんな感じなんでしょうか?

「一般的な油味噌と言うと甘さが強いんですけども、そんなに甘くもなく、上品な甘さで食べやすいと思います。
一度食べたら、また食べたくなるような癖になる味。ご飯はもちろん、生の野菜とかにつけていただいても美味しく食べられると思います。やみつきになると思います」と言う倉田さん。

油味噌より優しい


「伊平屋島ミーバイとマグロのしぐれ煮」は手のひらサイズの平たい小ぶりな瓶詰めです。
「かっこいいね」と多田。「おしゃれな感じです」と桐生順子。見た目の反応は上々です。

そこから出して、ご飯と共に持ってきました。味噌と言っても、八丁味噌の茶色は違い、非常に明るくてオレンジ色に近いような感じです。その味噌の中にミーバイとマグロのほぐされた身がたくさん入っています。

「豚肉の油味噌を食べた経験がありますけども、油味噌はガーンときますが、それよりちょっと優しい味かな」と実際に食べてみた多田の感想です。

ミーバイ、いーばい



桐生順子による一言まとめ「順子の食リポ」では。

桐生「ミーバイ、いーばい」(エコー付き)

多田「新しい芸風を編み出しましたね」
沢「新境地ですね」

ということでした…。あまりの美味しさに、どことなく緩くなってしまったのでしょうか。

「マグロとミーバイとの相性が良くて、しかも魚の食感がしっかり残ってて、身がほぐれた感じが味噌の中に残ってますよね」と改めて言う桐生。
「いわゆる肉味噌のミーバイ&マグロバージョンですね。ちょっと甘みが強い」と多田。

沢「これをご飯の上に乗せても良いんですが、小皿にとっておいて、ちょっと食べながら…アレですアレ」
多田「泡盛やね」
沢「最後まで言わせて」

沖縄最北端、伊平屋島の「伊平屋島ミーバイとマグロのしぐれ煮」、100グラムの小瓶サイズで税込み送料別550円でした。
島の漁業協同組合が作ってるというところが、ちょっと応援したくなりますね。
(尾関)
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2018年02月14日08時35分~抜粋

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