全国から極上のお取り寄せの一品を紹介する『多田しげおの気分爽快!!朝からP・O・N 』「沢朋宏のめっちゃウマ・お取り寄せ」のコーナー。
2/7は秋田県のロールケーキ「醤油ろうる」を取り上げました。
「醤油」と聞いて、「ロールケーキにわさび醤油つけて食べるとか？こどもは食えんぞ、これは。『サビ抜きでちょうだい』とか…」と想像を膨らませる多田しげお。
醤油とロールケーキ、果たしてその相性やいかに。
醤油ソフトのパイオニア
「醤油ろうる」は、秋田県湯沢市にある創業1853年（嘉永6年）の老舗「お菓子のくらた」の商品。
創業の嘉永6年が、あのペリーが黒船で浦賀に来航した年と聞けば、その歴史をより感じることができるかもしれません。
7代目、倉田拓一さんにお話を伺いました。
「弊社の社長が同じ秋田県内のお醤油屋さんと知り合う機会がございまして、たまたま創業が一緒でですね。そこの社長さまから、『何か醤油を使ったスイーツを作ってください』という依頼を受けたのが始まりでございました」（倉田さん）
同じく1853年創業、秋田県仙北市の有名醤油店「安藤醸造元」の社長からの依頼で始まったという醤油菓子作り。
「くらた」が一番最初に作った醤油スイーツは、「醤油ソフトクリーム」でした。
現在では観光地などで目にすることも増えた醤油ソフトですが、1996年に販売を開始した「お菓子のくらた」はそのパイオニアの1つだといわれています。
みたらし団子？キャラメル？
その後、「醤油マカロン」「醤油あいす」「醤油ばうむ」など、次々に醤油とお菓子のコラボを成功させてきた「お菓子のくらた」が2009年に発表した商品が、今回紹介する「醤油ろうる」です。
生地とクリームの両方に醤油が使われています。
スポンジも秋田産にこだわり、米どころ秋田ならではのあきたこまち100パーセントの"米粉"を使用。
「米だから。米と醤油は合うのかな」とつぶやいた多田に「確かに！」と拍手する桐生順子。
「お醤油ですので香ばしいと言いますか、みたらし団子の醤油に近いような匂いが出ますね。醤油の方もコクがありますので、味わいも普通のロールケーキよりは奥行きがあると言いますか、コクのあるロールケーキになっております」（倉田さん）
「そうか、みたらし団子の理屈か。なるほど」と納得する多田。
「お客さまからよくご意見いただくのは、みたらし団子のような味。もしくは、キャラメルのような味がするということで。やはり乳製品が入っておりますので、もしかすればキャラメルに近くなっているのかなと。やはりおいしいですね」（倉田さん）
いやが上にも期待が高まります。
恒例！順子の食リポ
お待ちかね「醤油ろうる」の登場です。
「醤油色ですよ、多田さん！」と喜ぶ桐生。
「断面は別に普通のロールケーキ。色が醤油色。でもこんな色のロールケーキって、見た目だけではあるよね」と、普通のロールケーキと外見に大差はないと多田。
「"宇治茶ロールケーキ"とか言いたくなるような。茶色というよりは、黄土色に近い」と、沢アナ。
いよいよ実食です。
多田「おほほ！今ね、まずはちょっとクリームの部分だけを。じゃ、今度スポンジの部分だけを。おおおおおー！すごいなこれ！」
桐生「しますね、醤油。しますね」
恒例の「順子の食リポ」です。
「見た目キャラメルっぽいんですけど、味はみたらし団子です。醤油が塩味を足してる感じで、醤油の風味、すごくします」（エコー）
醤油が上手に溶け込んでいて、米粉のロールケーキももっちもちだと桐生。
多田「へぇー、醤油味のロールケーキだ、まさに！」
桐生「みたらし団子みたい」
おっちゃんもイケるね
洋菓子だけど和の味わいを持つという、この「醤油ろうる」。
横に添える飲み物は何がベストだろうかと考える沢に「お茶かなぁ」「日本茶が合うね、これ。紅茶よりも日本茶が合うという味ですよ」と、共にお茶を推す桐生と多田。
沢「しかもこれ、我々醤油ってわかってるから、醤油の味だなって思うんですけど」
桐生「そう！言われなきゃわかんない」
多田「ちょっと一風変わった味のロールケーキですね」
沢「甘いのに、なんかコクがあるわぁ。でいて、なんかすごくスポンジもふわふわだわぁ」
「今、口の中には醤油の味がすごく残ってる」と後味も醤油であると多田。
「これね、おっちゃんもイケるね。この味は」と太鼓判を押します。
「ただ甘いだけじゃないからかもしれませんね」と納得の沢でした。
秋田県湯沢市 お菓子のくらた
「醤油ろうる」（1,566円・税込み送料別）
問合せ電話番号 0183-73-5185
（minto）
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