「リンゴのおいしい季節ですが、リンゴの切り方。みなさんのお宅、どのようにリンゴを切ってむいていらっしゃいますか?」と問いかけるのは、木曜アシスタントの原田裕見子。
12/7の『多田しげおの気分爽快!!朝からP・O・N』で原田が取り上げた話題は、全く新しいリンゴのむき方について。
リンゴといえばあの一般的なくし形"か、そのアレンジバージョンである"うさぎ形"しか思いつきませんが、いったいどんな斬新なむき方があるというのでしょうか。
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ユニークな"スターカット"
「丸かじりする人もいらっしゃるでしょうけど、まあ普通切ります。軸のついている方を上に置いて、上の方から包丁・ナイフを入れて、4等分するなり、あるいは8等分するなりして、あの赤い皮をむいて。これ普通ですよね」と、多田しげお。
まさに、いわゆる"くし形切り"です。
原田いわく、ここ最近新しい方法でリンゴをむく家庭も増えているんだそう。
その名はずばり"スターカット"。
短く切って一音ずつ演奏するという意味の音楽用語、"スタッカート"と、やけに似ていますが、もちろん関係ありません。
スター、いわゆる星です。
星型の芯が登場
「どう切るか一緒にイメージしてもらえますか?」と、スターカットの説明を始める原田。
原田「今、多田さんが言ったように縦に切るんじゃなくて。横方向に」
多田「えっ、軸を上に置いて、その状態で水平方向に包丁を入れる」
原田「ですから軸を横に向けていただければ、縦にね。ナイフは落としていけるんですけど」
軸を横に向けるという発想を思いつかなかった様子の多田。
「あっそうか。切りやすい。水平でパーンチ!北辰一刀流だ!そうだそうだ、軸を横にして」と笑います。
軸を縦方向に置いたままの水平切りはかなり難しいので、横向きにリンゴを置き、そのまま円盤状に薄いせんべいのように切ります。
「そうすると、真ん中の種のところがね、"星"みたいな形にちょっと見えたりするんですよ」
リンゴを輪切りにするだけで、芯の部分がなんともかわいらしい星型になって現れます。
この形から「スターカット」という名がついたよう。
おせんべい風リンゴ
「種の部分は取りにくくない?」と疑問をぶつける多田に「皮つきで切っちゃって、手に持って本当におせんべいみたいに食べて、真ん中種のところギリギリまで食べることができるわけですよ!」と力説する原田。
「普通は先にむいてもいいですけど、たいていは皮付きのまま円盤状に切る。皮の部分がおいしいとか栄養があるとかいいますから、ちょうどいいですね!それね!」と、多田もかなり乗り気な様子。
一般的な4等分・8等分といったくし形のカット方法では、芯を取るために蜜の部分も一緒にえぐりとらなければなりません。
一番おいしいところを捨てなければならないというストレスにもつながります。
このスターカットでは、あますところなくリンゴが食べられる上に、手間も省けるという利点があるのです。
こういったことから、このスターカットを取り入れる方が増えているということです。
丸かじりといえば「歯茎からの出血」
多田「あとはどれくらいの厚みにするかね」
原田「これね、またこだわり出るところだと思いますけど。5ミリ?1センチ?」
多田「最大の厚みは、もう丸かじりですわ」
原田「ムハハ!あんまり厚いと歯茎から血が出ちゃったりするから」
「懐かしいCMがありましたね」と、スターカットから「リンゴをかじると血が出ませんか?」でおなじみのデンターライオンの歯磨き粉のCMを思い出した様子の多田。
本当に懐かしいです。
それにしても初耳のスターカット。
早速、リンゴ嫌いの我が子たちに試してみることにします。
目新しさで食べてくれるかも?
(minto)
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2017年12月07日08時03分~抜粋