多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

藤井聡太四段、通算50勝達成!取材で語った「せつもく」の意味は?

将棋の藤井聡太四段が21日、王座戦1次予選で平藤(ひらふじ)真吾七段に126手で勝利し、公式戦通算50勝目をあげました。
15歳4か月という最年少記録で、羽生善治棋聖の16歳6か月を1年2か月も縮める大快挙です。

11/22放送の『多田しげおの気分爽快!!朝からP・O・N』、「今朝のつっこみ」のコーナーで取り上げたのは、おなじみ藤井聡太四段の話題。

藤井四段のファンで、対局をインターネット中継でほとんど見ているというリスナーAさんから、50勝目をあげたあとのインタビューについてのおたよりが寄せられました。

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ふしめ?せつもく?


「昨日50勝達成!終盤までハラハラしながら見ておりました。対局後のインタビューで、またまた『えっ?』と思いました」(Aさん)

どうやら藤井四段の口から、Aさんを驚かせるような言葉が飛び出したようです。

「『節目の数字』の“ふしめ”を、“せつもく”と言いましたよ」(Aさん)

「ああー」と感嘆の声をあげる桐生順子。

「ちなみに我が家のパソコンで“せつもく”と打ったら、変換できませんでした」(Aさん)

我が家のパソコンでは「説も九」になりました…

「一局一局積み上げたものが節目(せつもく)の数字となったことは感慨深い」と発言したという藤井四段。

なかなかどうして、オツな15歳です。

来るか?「せつもく」ブーム


「要は音読みか訓読みかの違いなんですけど。“せつもく”という言い方もあるんですねぇ」と多田。

「せつもく」について多田が早速調べてみたところ『大辞林』などの辞書にはちゃんと載っていたんだそう。
“ふしめ”も“せつもく”も、どちらの読み方でも意味としては大差がないんだとか。

多田「音読みで“せつもく”という言い方もあるっちゅうことなんですね。私などは全く知りませんでした」
桐生「私も知りませんでした」

言葉のプロであるアナウンサーでも知らない言葉を操る藤井四段。

多田「そうか。もともとはこういった言葉、当然中国から伝来した言葉ですから、音読みがあっても当然ですけども。こういうのを音読みで『“せつもく”の数字です』なんか言ったら。うわー大人っ!ていう」
桐生「どこで覚えてくるんでしょうねぇ」

2人とも感心しきりです。

「中学3年生でしょ、ねぇ。中学3年生はもうそりゃ立派な大人と言ってもいいのかもしれません、いやーすごいですね」

多田、とにかく藤井四段には驚かされることばかりのよう。

藤井四段の人気の高まりと共に、これから“せつもく”という言い方も流行るかもしれません。
しかし、流行語大賞には少し時期が遅かったようです。

何敗しているでしょうか?


「藤井四段。昨日勝って50勝目です。何敗してるかご存知でしょうか?」と、多田が問いかけます。

破竹の29連勝の後、30戦目で初めての敗北を喫した藤井四段。
その後21回の勝利を収めて、この度見事50勝を達成しました。

「結構最近はね、普通に負けてるんですわ。それでも勝ち星の方が圧倒的に多いんですよ。まあ負けることもあるという、そういう状況になっておりまして」と多田。

現在の成績は50勝6敗です。
素晴らしい!
(minto)
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2017年11月22日08時00分~抜粋

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