『多田しげおの気分爽快!! 』、多田しげおと、アシスタント桐生順子が水曜の朝を元気にします。全国から極上のお取り寄せの一品を紹介するコーナー「澤朋宏のめっちゃウマ・お取り寄せ」、11月15日は兵庫県の「いか昆布ちりめん入り」。
名前から察するに、いかも昆布もちりめんじゃこも入った「何か」と思われますが、これがちょっと意外なものでした。澤朋宏アナウンサーが紹介します。
「いか昆布」に高校生のアイデアを+
「いか昆布」って何?と思うのは、近畿以外の人だそう。
製造している澤田食品という会社は1961年創業。
「いか昆布」は生タイプのふりかけで、この商品が主力中の主力。近畿では超有名で、その「ちりめん入り」が「いか昆布ちりめん入り」です。
商品開発にはちょっとした秘話があります。
澤田食品の澤田大地さんにお聞きしました。
「そもそも『いか昆布』はメインの具材がいかと昆布の半生タイプのふりかけ。特に、いかは二種類のカット方法で、ひとつはちょっと厚め、もうひとつは薄くふわふわ、と二種類を混ぜ合わせています
『ちりめん入り』は、地元の兵庫県立商業高等学校の生徒たちが考えたものです。商業高校なので、地元の特産物を使っていかに商品開発をするかという取り組みがあり、そのコラボレーションとしてできたのが『ちりめん入り』です」
澤田食品の澤田さん自身がこの高校の卒業生。いろいろなアイデアがあった中で、最終的に兵庫県産のちりめんじゃこと合わせることになりました。
『キングオブふりかけ』
多田は「しろいご飯の上にのせて食べるふりかけです」なんですね、とその正体に納得。
澤アナの説明では、この「いか昆布」、近年になって非常に有名になったとか。
というのも「第56回全国水産加工たべもの展」農林水産大臣賞受賞、さらに「全国ふりかけグランプリ」で第一回、第二回と連勝しました。
そして、第三回で優勝したのが「いか昆布ちりめん入り」だったそうです。
「ということは『キング・オブ・ふりかけ』なんですね」と多田がナイスネーミング。
出来上がったその味わいは、澤田さんによると、
「味わいはとろーととろけて、ふわっと磯の香りがします。兵庫県のちりめんは油が少ないと言われていて噛んだ時、弾力があって歯ごたえもあります」
試練の『順子の食レポ』
果たしてそのような味わいになっているでしょうか、実食コーナーです。
ご飯の上にふりかけたものが目の前にあります(想像してくださいね)。
桐生「色合いが上品」
多田「これはいか?半透明でほんとに0.何ミリに薄く切ってる。緑がこんぶですね」
ひと口食べた多田は、「何の味かいうのが難しいくらい、いか、昆布、ちりめんプラスいろんな味があって、今日の食レポは難しいよ~」と、食レポ担当の桐生にプレッシャーをかけます。
それでは『順子の食レポ』。
「昆布やいかがご飯の熱と口の中の熱でとろりととろけます」(エコー入り)
「いかの食感もすごくいいです。全体的にちょっと甘めではあります」(桐生)
「またご飯が一膳進むというものですね」(多田)
お問い合わせは兵庫県の澤田食品まで。
この『キングオブふりかけ』なら、ちょっとしたぜいたく感が味わえそうです。
(みず)
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
この記事をで聴く
2017年11月15日08時34分~抜粋