8月15日の名古屋の最高気温は27度と、夏の暑さが一段落した感じがしますが、それもあってか、スーパーでは早くも梨などの秋の果物が出回りはじめています。
岐阜県美濃加茂市にある観光農園「フルーピア山之上」では、16日から早くも梨狩りが始まります。
果物でもイチゴなどは技術の向上によって、だんだん食べられるシーズンが広がってきていますが、梨は秋ならではの果物、秋しか食べられない果物という印象がありますね。
短いシーズンの中、好きな果物を好きなだけ食べられるというのはうれしいものです。
そこで、秋の行楽シーズンに行ってみたい梨狩りについて、今回は山之上果実農業組合観光部の杉田さんに、多田しげおが伺いました。
梨狩り未経験の方へコツ教えます
もぎ取れる梨の品種は期間により決まっていて、今月いっぱいは幸水、9月いっぱいは二十世紀梨が取れるそうです。
品種によって色はもちろん、食感も違いますので、食べ比べてみるのも面白いかもしれません。
ここで梨狩りの経験がない多田が、まずは基本的な疑問として、「どうやってもぎ取るんですか?手を伸ばせば届くところにある?」と尋ねました。
杉田さんは「棚の下に実がなっているので、手は届きます」と答え、さらに「手でもぎ取るんですけど、梨狩りが初めての方からは、もぎ方が分からないとよく言われます」と答えました。
実はすごく簡単で、ハサミなどの道具は不要です。梨は下向きに実がなっているため、梨の下側を持って上にあげるだけで、簡単にもぎ取れます。
梨はあらかじめ袋が被せられている状態のため、袋を取ってナイフで皮をむき、そのまま食べるのが一番良いとのことです。
さらに多田の「なぜ、梨に袋を被せているのですか?」という問いに対して杉田さんは、「理由は2つあり、1つは害虫から守るため、もう1つは農薬がかからないようにするためです」と答えました。
食べ方はそのままかぶりつくのが一番良いということで、家で食べる時のようにいくつかに切っても良いのですが、その場でそのまま食べるのは、果物狩りの醍醐味ですね。杉田さんもかぶりつくのが楽しみだそうです。
梨狩りの最高記録は何個?
梨狩りのルールは園によって異なり、もぎ取った分だけ食べられる場合がありますが、梨はいったい、どれぐらい食べられるものなのでしょうか。
フルーピア山之上での最高は、学生さんが記録したなんと22,3個だそうです。一体どれだけの水分が取れたのでしょうか。
いくら時間は無制限で梨が好きでも、さすがにそこまでは食べられそうにないですね……。
多田はその個数に驚きつつ、「そんなに食べられると、赤字ですね」と感想を述べました。
杉田さんは「新記録に挑戦しに来てください」と話しましたが、今年の秋はこの記録を超える人は出てくるのでしょうか。
フルーピア山之上では、梨狩りは10月10日までできるとのことでした。
(岡本)
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2017年08月15日07時24分~抜粋