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多田しげおも青春真っタダ中!ニュースで振り返る1970年代

ゴールデンウィーク後半の真っ只中。5/3の『朝PON』では1970年代のヒット曲を特集しました。
楽曲とともに、70年代にはどんな出来事があったのかを多田しげお、小倉理恵とともに振り返っていきましょう。

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70年代ってどんな時代?


1970年には大阪万博がありました。
特に50歳以上の方は「こどもの頃、夏休みに行ったわ。暑かった、人が一杯だった」と思い出すことでしょう。

翌71年にはマクドナルドの日本1号店が開店し、カップヌードルが発売開始されました。
日本人が好きな2大軽食が同じ年に誕生したのです。

72年には名古屋出身の横井正一さんがグァムから帰国し、あさま山荘事件があり、沖縄が日本に返還され、上野動物園にパンダがやってきました。
歴史的な出来事が多くあった1年です。あさま山荘事件のテレビ中継で機動隊が食べていたカップヌードルが宣伝となり、一躍人気となったことは有名な話。

74年は第一次オイルショック。この年にはパニック映画も流行し、高度成長期にあった明るさに翳りが見えてきました。

76年には「戦後最大の疑獄事件」と言われたロッキード事件で元首相の田中角栄氏が逮捕。

78年には新東京国際空港が開港しました。いわゆる成田空港ですが、正式名称が「成田国際空港」に改称されたのは、わりと最近の2004年です。

79年には東名高速道路の日本坂トンネル内で火災が起こり、173台の自動車が焼失するという大事故になりました。

プロ野球で振り返る70年代


70年代にはプロ野球界にもさまざまな出来事がありました。

まず73年には巨人があのV9を達成しました。
川上哲治監督のもと、王貞治・長嶋茂雄の「ON砲」が炸裂。9年連続日本一は、いまだに破られることのない大記録です。

74年にはミスタープロ野球・長嶋茂雄が引退。一方、中日ドラゴンズはジャイアンツのV10を阻止して2回目のセ・リーグ優勝を果たします。

75年には、この年の5月にコーチから監督に就任したばかりの古葉竹識が率いる広島東洋カープがセ・リーグ初優勝を飾り、全国に「赤ヘルブーム」を巻き起こします。

77年には王貞治が756号ホームランの世界記録を達成。アメリカのハンク・アーロンが755号を記録して引退した翌年の出来事でした。

78年には「空白の一日」とも呼ばれる「江川事件」が話題になりました。当時の野球協約の隙をついて、江川卓をドラフト会議の前日にドラフト外で入団させた巨人、そして江川本人に批判が集まる事件となりました。

「若い方にとってはああそう?ぐらいのものでしょうが、50代以上、特に私と同年代の方にとってみれば『ああーそやったなぁ、そうやそうや』と懐かしく思い出されるでしょう」と多田。

70年代はまさに青春真っ多田中!


多田と同世代のリスナーからこんなメッセージが寄せられました。

「1970年代は私の俗にいう『青春真っ只中』でした。髪は肩を超すストレート、バギーパンツに10センチの船底ヒールを隠して歩いていると、後ろから車の兄ちゃんに声をかけられました。ハンチング帽をかぶって出かけようとすると『家の周りではそんな格好しないで!栄に着いてからにして』と言われました。祖父が使っていた籐のバスケットを持ち歩いていました。若かったですね。父に反感を持っていた頃でもあります」(Aさん)

「オノ・ヨーコさんのイメージですね」と小倉理恵。「なるほどね、なるほどね」と多田も納得です。

多田は「我々の世代にとってみれば、まさに70年代というのは青春真っ只中である」と断言します。
そんな多田がCBCに入社したのが1972年。学生から社会人へと変わった時代であったそうです。
(minto)
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2017年05月03日07時36分~抜粋

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