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イチローがシアトル凱旋でホームラン。愛知県にも凱旋して!

イチロー外野手と言えば、世界的にはアメリカのメジャーリーガーとして、またこの東海エリアでは愛知県豊山町出身の英雄として知らない人はいないでしょう。
そのイチローも今年で43歳、メジャーリーグでは最高齢の野手となりました。

その彼が、3年ぶりにシアトルに凱旋したということです。

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シアトルでの変わらぬ人気


現在マイアミ・マーリンズに所属しているイチロー選手ですが、アメリカへ渡った2001年からの12年間は、シアトル・マリナーズでプレーをしていました。

ナショナル・リーグのマリナーズとナショナル・リーグのマーリンズは別のリーグであるため、通常はマーリンズ対マリナーズの試合が行われることはありません。
その2チームの交流戦ということで、3年ぶりにマリナーズの本拠地・シアトルのセーフコ・フィールド球場にイチロー選手が姿を見せることとなりました。

本来敵であるはずのマリナーズのファンがスタンディングオベーションでイチロー選手を迎えたのです。
「イチローは、メジャーリーグでもうこんな選手は出てこないぞ!というぐらいの存在になっています」と感心した様子の多田。

野球殿堂博物館に王さんのミット?


去年アメリカで通算3,000本安打を達成したイチロー選手。
五大湖オンタリオ湖の近くクーパーズタウンにある「アメリカ野球殿堂博物館」には、この時に使っていたユニフォームやスパイクなど5点の他、10年連続200本安打達成時のユニフォームも展示されています。

イチロー以外にも、新庄剛志が日本人初ワールドシリーズに出た時に使っていたバット、松井秀喜が2003年の4月8日にメジャー第一号ホームランを打った時のバットも展示。
メジャーリーガーではありませんが「世界の盗塁王」と呼ばれた福本豊のスパイク、世界の王貞治が868号ホームランを打った時に試合で使っていたファーストミットも展示されているとのことです。

「なんでその時のバットちゃうねん」と多田がもらすように、誰しもが抱くであろう疑問ですが、実は王さんの868号を打った時のバットは日本の野球博物館に展示されているとのこと、桐生順子も「なるほど、へぇー」と納得です。

イチロー、ベーブルースに並ぶか?


さらに、このアメリカ野球殿堂博物館はグッズだけではなく、ベーブルースなど過去の名選手の偉業も殿堂入りとして讃えています。
ここに日本人としては初めて、イチロー選手が殿堂入りする「でしょう」と言われています。というのは、引退して初めてその資格が与えられるためにまだ決定していないのです。
もしイチローが引退となれば、ベーブルースらの名手に並び殿堂入りすることは確実と言えるでしょう。

「今43歳。まだまだこの人、なんか永久にやってそうな気もして」と笑う多田です。

古巣にお返しのホームラン


今シーズン絶不調のイチロー選手。
ですが、シーズン1号となるホームランを打ったのです。
しかもマリナーズとの3連戦の3戦目の9回というなんとも劇的な場面。まさにシアトルのファンへのお返しとなる一発です。

「盛り上がったでしょうね」「なんかすごいねこの人!、やるね、持ってますね!」とこちらも盛り上がる多田と桐生でした。
殿堂入りが決まっても、故郷・愛知県を忘れないでほしいものです。
(minto)
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2017年04月20日08時23分~抜粋

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